時代の変化に対応 イートイン店舗経営からデリバリー業態に参入! 自社の他業態ブランドをデリバリーでも展開!

 こんにちは!だんだん暖かくなってきて春の気配を感じますね。ちらほら桜が咲き始めているとかいないとか。この感じだと今年もお花見は厳しいのかな?季節の行事が行えないのは寂しいですね。でもZOOMで飲み会やライブカメラで桜を配信したりとか、できないならできないなりに様々な方法が出てきますね。これも時代の流れなのでしょうか。

時代の流れに乗った業態 デリバリーへの参入

FCで複数業態を展開されている大岡屋様。居酒屋、焼肉、丼と色々な業態を展開されています。今後の展開を社内で話し合った際に、今までやったことがないこと、そして今の時代に合っているという理由でデリバリー業態への参入を決められたそう。参入を決められてから、さらにコロナが猛威を振るってますから判断と行動が早いですね!

デリバリー業態コストをかけずにスタート!

経営されていた店舗を閉店されるということで、厨房機器を買い取るお話もあったのですが、その機器を使いデリバリーをオープン。ほとんど新しく追加したものはありませんでした。「テンポスに売るものなくなっちゃった。ごめんなさい。」何をおっしゃいます!費用をかけずにオープンできたのなら良いじゃないですか。移設はバッチリやらせていただきますよ!

お金をかけずにスタート!が、上には上が?!?

機器は全て移設で、かかったのは内装と物件のみ。相当安くスタートできたと思いきや。お話を聞くと同じFCの他店舗はもっと初期投資を低くスタートできているそう。機器は全て移設なのに?と思ったのですが、キッチンを広げるなど、結構内装にお金がかかったとのこと。他の店舗は居抜き店舗の機材をそのまま使い、内装には手をつけずオープンしているとか。100万円かけずにオープンすることも可能だそう!びっくり!!

物件もバイクが駐輪できれば、立地を気にしなくていいので家賃を抑えられますし、難しい調理も必要ないのでアルバイトだけでお店を回すことも可能ですしね。

他業態のメニューを出前館でデリバリー!

多業態で馬肉料理屋も経営されている大岡屋様。売れ筋メニューの馬肉ステーキやローストホース丼などを出前館アプリに追加してデリバリーも検討されているそう。出前館は自社でブランドを登録して扱うことができるそうで、大岡屋様にピッタリですね。独自のブランドで差別化を図っていけば売上アップにもつながりますし、他の店舗に卸すこともできますね。

まずは3店舗!徐々にエリアを拡大!

「運営スタッフも人数を少なくできるので多店舗展開がしやすいですね。社員を一人ずつにして、マネージャーが複数店舗を見るという仕組みが作りやすいです。」店長の泉様は焼肉、居酒屋と店長を経て新店舗の店長に抜擢。実際お弁当のみでしかもデリバリーって経験されたことないと思うんですが、どうですか?「調理自体は難しいものはありませんし、手順も簡単なので困ることはありませんでした。注文がタブレットで入ってくるので今までにない手順などを忘れないようにするのと、一気に入ってきたときなどパニックになるくらいですね(笑)」各店舗のエリアが決まっているので出店の場所が難しいそうですが、費用をかけずに始められるのはいいですね。

密を避けるために一気に普及したデリバリー。ウーバー、出前館にフードパンダも参入してデリバリー業界も盛り上がってきました。春日井市では地域限定ですが、お店から自宅までデリバリーしてくれる仕組みを春日井市として始めていたりします。調理をしないでデリバリーのみをするなんて会社も出てくるかもしれませんね。時代に合わせて変化していかないといけないですね。今回はありがとうございました!

取材協力:TGAL DELIVERY 藤が丘店

愛知県名古屋市名東区香南2-201

Tel 052-773-5858

記者:スマイラー特派員
長谷川宗平(テンポス春日井店)