創業は小さな喫茶店でスタート、もっと多くの人にイタリアンを楽しんでもらいたいとイタリアンレストランとしてチェーン展開。今や13業態86店舗と、全国にファンを増やしつつあります。ロードサイド・インショップ・フードコートの3つの店舗展開でFC業態も行い、なかでもロードサイドのピッツェリアマリノは店舗が特徴的。まるでイタリアに旅行で来たかのような外観と内装です。アモーレ!カンターレ!マンジャーレ!特派員の長谷川も気分はすっかりイタリアーノ!
というのも、スタッフ方がとても気さくで元気な人たちばかりで、とても楽しく食事ができる空間なのです。それにはちゃんと理由があって、株式会社マリノさんの経営理念が!
「恋・愛・気・分」で心と心をつなげよう!
お客様に心から食事を楽しんでもらおう。満足して帰ってもらおう。そのためにはなにが必要か。
恋 相手の心を掴もう!
愛 愛と感謝の心を持とう!
気 明るく楽しい気分でいよう!
分 幸せを分かち合おう!
「恋人のことをもっと知りたい、喜んでほしい」相手を喜ばせたいと思えば、自然とサービスの向上につながりますよね。経営理念に“恋愛気分”を持ち込んだことでお店が気に入って応募してくる若い子たちが増えただけでなく、スタッフに理念がきちんと浸透し、マリノならではの空気感を生んでいます。素晴らしいです!やっぱり飲食店の雰囲気って大事ですね!
最近力を入れているのが「チーズマリノ」だそうです。名物パネフォンデュや炭火でじっくり焼いたハンバーグやステーキにとろ~りチーズをかけたメニューが人気。目の前でチーズに包まれていくお肉。たまりません!味がいいのは当然ですが、何と言ってもライブ感がスゴイ。なるほど!これは映えますね!
イタリア料理に欠かせないパルミジャーノ・レッジャーノは、本場イタリアのエミリア・ロマーニャ地方から取り寄せるチーズの王様です。1つ数十キロの大きなホールを、大量に船便で運んでいるそう。しかも、株式会社マリノさんのパルミジャーノ・レッジャーノ仕入れ量は日本でトップクラス!
チーズだけではありません、野菜もこだわっています。マリノファームと呼んでいる、愛知県大府市にある約16,000㎡もの広大な自社農園では、マルゲリータに欠かせないバジルをはじめ、玉ねぎやズッキーニを栽培しています。お客様へ安心で美味しい食材を届けようという心が伝わってきますね。
演出や接客、味や素材など、すべてにおいて変化を恐れずチャレンジする!マリノの店舗に行くとお客様という “恋人”を飽きさせない姿勢が伝わってきます。恋愛をしているかの如く“食べること”の楽しさを提供する、飲食に関わる全ての人に言えることですね。勉強になりました!
今後、店舗数100店舗、売上高80億円、経常利益6億円、さらには売上高100億円を目指しているとのこと。FC業態としても「やっぱり!ステーキ」を皮切りにフランチャイザーとしても展開。フードコートの「パルメナーラ」業態のFC展開を考えているそうで、ご興味のある方はいかがですか?
テンポスも100店舗出店のお手伝いさせていただきます!今回はありがとうございました。
取材協力
株式会社マリノ
愛知県名古屋市名東区上社四丁目45番の1
TEL (052)702-1100
https://www.marino-net.co.jp/
長谷川宗平(テンポス春日井店)