親会社は鮮魚卸 居酒屋メニューも楽しめる回転ずし

だんだんお客さんも戻ってきていますが、飲食業界はまだまだ大変ですね。みなさん色々なやり方で頑張っていらっしゃいますね。テンポスバスターズがお手伝いいたします!まぁ、暑さも大変ですが(汗。6月なのに30度って・・・ 私の余分3兄弟がどんどんいなくなっていく・・・。)

その日に市場で目利きした魚を提供。美味しい魚を堪能できる

東海エリアで店舗を展開している丸忠グループ。鮮魚小売り、インテナント、テイクアウト、回転ずしなど様々な業態がある中で、回転ずしと居酒屋メニューが楽しめる業態で展開しているのが「すしプラザ丸忠」様が運営されている「でらうま寿司」です。なにがいいって呑めるんですw。いや、寿司屋さんでも呑めるんですけどなんかパンチが欲しくなるときありますよね?もっと油分を!塩分を!味の濃いもの欲しいいぃぃぃーって。「でらうま寿司」なら居酒屋メニューがあるからがっつり呑める!宴会ができる!締めに寿司!最高ですね。

回転寿司だからといって妥協なし

でも回転寿司でしょ?って思ったアナタ!丸忠さんは一味違います。シャリ、ネタ、醤油にいたるまで、お寿司に合うようにこだわり抜いた一品。季節によって合わせ酢の配合を変えているこだわりよう。聞いたときに「そこまでやってるんですか!?」って思わず言ってしまいました。確かにシャリがうまい!以前、機械のテストに寿司飯が必要になったときに、お願いして分けていただきましたが、テスト後にスタッフ(長谷川)が全て美味しくいただきました(笑)

水産物仲卸会社直営だからこそできる。コストパフォーマンスのいい料理

「でらうま」は水産物の仲卸会社「丸忠グループ」直営。ということは、いいものをリーズナブルに仕入れ、お客様にお値打ち価格で提供することが可能。居酒屋メニューも豊富にラインナップされているのでコース料理が楽しめる!ということは回転寿司屋なのに宴会ができる!しかも飲み放題メニューまで用意されている。宴会には予算がつきものですよね。その日の仕入で目利きされた良いものがリーズナブルに気軽に楽しめる。なんて素晴らしい!回転寿司というと100円寿司が頭に浮かぶ方が多いと思いますが、レベルが違います!100円寿司を悪くいうつもりはありません。コストを考えると非常に頑張っていると思います。が、食べてみると思うのです。ああ、100円DA・YO・NE!(と、香川照之風で)。

魚介を使った一品料理。寿司だけではない楽しみかたも

お寿司だけではなく、焼物をはじめとした様々な一品料理がラインナップされています。毎日市場で仕入れるからこそ、季節の食材など一年を通してその時しか味わえない食材も楽しめます。仕事の関係上オープン前に伺うことも多いのですが、丸の魚を捌いていたりされているので厨房にお邪魔するのが楽しみだったりします。以前伺ったときはボタンエビを必死に剥いているところでした。シンクいっぱいのボタンエビ!いやー、シンクの中に飛び込みたかったですね(笑)また捌いたあとの頭!卵!あれを鍋にして・・・。残念ながら仕事が忙しくて食べに伺えなかったのがいまでも心残りです(泣)

話題になった近大マグロ。東海エリアの回転寿司で食べれるのは丸忠だけ!

近大マグロってご存じですか?近畿大学水産研究所が試行錯誤を経て、完全養殖に成功したのが「近大マグロ」。魚好きの方はすでにご存じかもしれませんね。天然マグロに比べて、その安全性と天然物にも負けない味わいが人気の秘密です。大型の魚はエサの小型魚に含まれている水銀などを体内に蓄積してしまうことがあるので敬遠される方もいらっしゃいますが、卵からふ化させて餌や水質を管理して養殖されているので、安心して食べることができるのも魅力の一つです。タイミングがあえば近大マグロを使ったマグロ解体ショーも店舗で開催しています。仕入状況によって色々な産地のマグロを使用して開催されていますが、なんと毎週末に開催することもあるとのこと。大きなマグロ包丁で解体していく様は圧巻です!よいしょー!の掛け声とともにマグロに包丁が入っていく。お客さんも一緒に、よいしょー!まさにお祭りです。解体が終われば捌きたてのマグロのお寿司がレーンを回ります。赤身、トロ、鉄火巻き、中落ちワッショーイ!!希少部位がふるまわれることもあるそう。これは行くしかないでしょう!

いかにお客様に喜んでもらえるか。日本の文化 寿司を楽しんでいただくために

「昔から変わらずにありつづける市場で、時代の波や現場の声を聞きつつ歩んできたからこそできる事がある。毎日足を運び、魚と向き合うことで、目利きの腕が上がっていく。人と触れ合うことで、信頼関係が出来ていく。デジタルな時代の今でもそれは変わりません。」経験の積み重ね、人との関わりを大事にされる丸忠様。だからか、スタッフの皆さんもとても良い人ばかりです。社員さんだけではなく、アルバイトさんやパートさんも店舗にお邪魔すると元気よく迎えてくれます。この会社で働きたいなぁって思わせてくれます。寿司は握れないし、魚も捌けませんけど(笑)

「いかに世間のニーズに合わせた店づくりをして、皆さんに受け入れてもらえるかですよね。お客さんに美味しい料理を楽しんでもらうのはもちろん、いかに気軽にお店を使ってもらえるか。テーブルオーダーシステムやセルフレジ、キャッシュレスなど次から次に新しい技術が出てくるので、常に考えることは山積みですね。」と語るのは「すしプラザ丸忠」の大野さん。厨房のことに限らず、新しい業態のことなど相談いただけるのでとても嬉しいです。今後はキッチンカーでイベント会場を回ってみたりしてみたいという計画もあるそう。寿司のキッチンカーって新しいですね。ぜひお手伝させてください!

取材協力:でらうま 弥富店 愛知県弥富市鯏浦町車東103

℡ 0567-67-6788

記者:スマイラー特派員
長谷川宗平(テンポス春日井店)