ビジネスアスリート 森下篤史
リーダーになるには、人を動かすことが必要だ。
人は指示、命令では動かない。ましてや 褒賞や給与、待遇では動かない。テンポスでも、あさくまでも、人参をぶら下げても、少数の前向きの人以外、大部分の人は動かないことが分かった。
真面目に一生懸命生きている人が大部分である。その人達は、改善改革が嫌いではあるが、真面目にに働いている。目標に向かってやる時もあるってくらいで、その場そのば、一生懸命ではある。昨日と同じように、今まで通りが大事で変化が嫌いである。
予算を伝えて、今月の目標は幾らといえば、話を合わせて「えいえいおー」くらいは言ってくれる。だが、やるわけではない。大部分のその人達を動かすには、その人達を、その気にさせることだ。その気にさせるには、待遇、報酬ではなく、その気にさせるような、話し方、態度、これにより人を巻き込むことが出来る。
「今晩焼肉食いに行こうよ」と言って何人がいくか。
「今度の土曜日に、富士山に登ろうよ」と言って、周りの何人が参加するか。
指示命令ではなく、評価もない、褒賞も待遇も与えられない。これであなたの実力がわかる。
リーダーシップ判定できる。その気にさせるような話し方、巻き込み方を練習すべし。
ワクワクさせろ、話す時の抑揚、腹式呼吸を取り入れて、練習すべし。