ビジネスアスリート 森下篤史
楽天的な人が成功する？
オックスフォード大脳科学研究室
エジソンは、電球発明するまでに、1万個以上の試作失敗していた。エジソンは「一万個の電球にならないやり方を見つけただけだ」と言った。従業員には「絶対諦めるな！」と言い続けた。
オックスフォードの実験
能力が同レベルの悲観的なタイプの人と楽観的な人に、11問の問題を出した。
1問目は解決不能な問題だった。悲観的な人は平均1分間で次の問題に取り組んだ。楽観的な人は平均2分その難問に取り組んだ。
楽観的な人は、困難に直面しても諦めがわるい。なかなか諦めない。27年間をアフリカの牢獄で過ごしたネルソン マンデラは、いずれアパルトヘイトは崩壊すると予測し、「いつの日か 必ず正義はなされると、決して諦めなかった。世界中の人々が見守る中、アフリカの黒人は史上初めての選挙を行い、圧倒的な勝利を収めて、大統領になった。
楽観主義者にはふた通りある。
盲目的楽観主義者 待ってればいつか乗り切れると、努力するでもないタイプと「志」に向かって、諦めない人のふた通り。楽観的なら成功するのではなく、目標を達成するまで、きっと出来ると諦めない楽天性を持った人が、成功するのである。楽天的なら成功するのではない。目標を決めたら諦めない。いつか出来ると未来を明るく考えられる人にのみ与えられる「ご褒美」である。