人を幸せにするストローク

森下篤史

人を幸せにする言葉 プラスのストローク

人と話す時の癖
他人と接する時に、どんな態度をとるか。
本人が意識しないで、
他者肯定と他者否定のどちらかの接し方をする。
相手が何を言ったか、言ったことを理解しないで、頭から否定して、それはねーなどと相手が言った言葉を捉えて、物を言う人。
これは他者否定である。
他者否定の人は、よく聞くと賛成意見だけど、賛成の癖に「そうだね」と言えないから、それはねーと言いながら、賛成意見を述べる。
だったらまず「そうだね」と言えばいいものを!
他者否定の人とは、いくら近くにいて、日常接していても「心安まる事はない」

他者肯定
日常会話はたわいない話題がほとんどで、サッカーで日本が優勝する可能性とか、安倍政権の悪口とか、タレントの不倫がバレて、その態度が開き直っているとか、あなたのそのやり方で痩せないわよとか、
凡そ真理を極めて、正論を言う場ではない。

つまり相手が言葉を言ったら、そうだね 、知らなかった 、やってみるよ、と言う。ついでに、すごいねなどと言ったものなら、人気者になって、人だかりする。
この3つの言葉さえ言っていれば、悪い人間関係になる事はない。
自然にあなたの周りに人は増える。
ここまでは、悪い人間関係にならないだけで、良い関係を作るまではいかない。

更に 幸福になる接し方
焼肉食べに行くかい→いいですね→食べたいと思ってたんですよ。
今から焼肉食べに行くかい→すみません予定がありまして→残念です、次はきっと行きますから
雨だねー→鬱陶しいですね(否定的)→花が活き活きしてきますね。
太ってきたかしら→カバだょカバ→ぽっちゃりしていい感じですよ
これは、相手が嬉しくなるような返事をしていることがわかる。
このスタンスで返事をする事を、プラスのストロークという。
日常会話では、返事はイエスでもノウでも、、どっちでも良い場合がほとんどだから、
相手の喜びそうな返事をする練習を必要がある。
自慢げに言ったら、喜ばれるチャンスと捉えて、思い切り「凄い!素敵ぃ!」などとはしゃいでやれば、5千や1万円の小遣いまでもらえる。
抱きついてやれば、おじさんは、2~3万奮発してしまう。
これらは全て「プラスのストローク」である。

自分を幸せにし、人も幸せにする「魔法の言葉」 それは「ありがとう」である。
お礼でありがとうは当たり前!
夕方帰ったら、出しておいたゴミ箱が、空になっている。→ありがとう
寒い薄暗い朝、警官が、息を白くしながら、自転車に乗って来た。→ありがとうございます
不幸な出来事がある 交通事故で骨折した。→足を切断しなくてよかった、神さまありがとうございます。

「ありがとうございます」は必ず 口に出して言うこと!
あなたの人生もまわりもすべてを幸福にします。

ビジネスアスリート 森下篤史