あさくまの4月はひどかった。
1億の赤字。
コロナの影響は、サラダバー、ビュッフェ、トング、がやり玉に上がり、2月末から、前年比激減。
3月になって前年比25%の店も出て来た。
休業した方が赤字が少ないか、従業員の出勤をおさえて、営業を続けた方がいいと言う結論をした。
来ない客を待つだけでなく、弁当を売った。
5月には1億近く弁当売り上げがあった。
わざわざ買いに来てくれる人達のお陰で、全体の30%にもなった。
とは言うものの、全体の売り上げが60%もダウンしたのだから、弁当売り上げがあっても、支えになるほどではなかった。
赤字は4月の1億をピークにして、6月になると僅かだが黒字になり、7月は2500万の黒字を確保できるところまで来た。
損益分岐点が随分と下がった。
あさくまサクセッションは6月と比べて売り上げが180%になりました。と嬉しそうに報告して来たが、
売り上げ180%は有り難いし嬉しい。
赤字が1700万から1400万に減りましたというが、それは、嬉しいのか、お手柄なのか!
テンポスの客の半分の飲食店は、銀行が金を貸してくれない。
新聞、テレビの報道では、休業支援で、金融公庫に頼めば、500万や1000万貸してくれるとおもっていたが、貸す方だって馬鹿じゃない。
あなたのところには「貸せません」というところは、いくらでもある。
あさくまの子会社は、金がなくなれば、役員会で承認してもらえれば、直ぐに用立ててもらえる。
一方で金融機関から見放されている飲食店がいくらでもあるというのに。
だから売り上げが180%になりました。赤字が1700万から1400万になりましたっていうのは良いが、損益分岐点が下がりましたそれも良い。
だがな、それが「甘いと!」と言うんだ。
いいか!死ぬときは水面下10センチでも息ができなければ死ぬんだ。
もうちょいですなんていっても死ぬんだ!
赤字が1700万から1400万に減りましたなど、どの面下げていってるんだ 馬鹿野郎!
お前らの頭ん中は「平時」だから、真面目に一生懸命やってる、手を抜いてるわけじゃない。
今は「有事」
大雨が来ますよと言われて逃げ遅れる人、会社が大変な今誠実に真面目にやっている人、
「有事」というのは、火事だー!とか交通事故で車が潰れ、家族が大怪我しているという状況をいう。
サラリーマンやってるから、コロナの今まさに有事」なのに、その意識がないんだ。
長い文章になるので、「有事」!の対応はどうすれば良いか。
どこが甘くて、平時と何が違うのかは次にする。