「知られざる魚」でお客様に歓喜を

価値をつけてお客様に喜びを

「北海道の知られざる魚を発掘し、価値を付けてお客様に伝える」をコンセプトに掲げ、現在3業態8店舗を札幌市内で展開するのは株式会社ラフダイニングです。32の北海道漁業協同組合と直接取引をすることで、相場の半値で北海道食を楽しめる人気店です。

海鮮居酒屋の「もんきち商店」と、産直大衆ビストロの「SACHI」、「炭焼きバルSACHI」の3業態を展開しています。

主力業態である「もんきち商店」では、北海道の羅臼町の「ドスイカ(イカ)」や、えりも町の「ときしらず(鮭)」を、それぞれ唐揚げや刺身にして提供しています。これらの食材は北海道の地元の人にもあまり知られていない、ラフダイニングが謳う「知られざる魚」の一つです。

産直が強みのラフダイニングですが、産直の業態を始めたのは6~7年前までさかのぼります。社長の大坪友樹氏をはじめ料理長幹部らが、漁業協同組合に何度も直接足を運び、お客様に感じてもらいたいこと、料理人が表現したいことなど、想いを丁寧に伝え取引先を開拓していきました。

全国居酒屋甲子園にも出場。ラフダイニングの人材教育とは

居酒屋甲子園でも何度も好成績を収めているラフダイニングは、取材時も第11回の全国大会の出場も既に決まっていました。人材育成について専務取締役の松原貴広氏は、「1000人いれば1000通り。決まった”色”に染まる必要はないと思っています。それぞれが自分の色で進んで欲しいというのが私たちの考えです。ただ、スタッフ内の共通言語「お客様の名前と顔を一致させる」という想いを持っておもてなしをしている。」と話します。

2016年10月で操業12年目を迎えるラフダイニングですが、「これからもたくさんのお客様・産地の方。そしてスタッフと絆をさらに深めていく来期でありたい」と話してくれました。

代表店舗

港町酒場もんきち商店 札幌駅北口店/産直大衆ビストロSACHI 大通店

株式会社ラフダイニング

専務取締役 兼 営業本部長 松原貴広氏