宮崎郷土料理、冷や汁(ひやじる)って知ってる?

宮崎といえば、マンゴー、チキン南蛮、地鶏、有名どこはこのあたりでしょうか?
ちなみに東国原さんが県知事となり「どげんかせんといかん」が、全国に一気に広がりましたが、地元でこの方言を使う人はほぼいません(笑)。

県外出身の方からは、「宮崎の人は、人が良い、優しいよね。」と、よく言ってくれます。どれくらい優しいかというと、回送中のバスに「すみません、回送中です」と表示させてしまうくらい、人の良さがにじみ出ています。

ところで、宮崎の郷土料理といえば、チキン南蛮ですが、地元民からすれば、冷や汁も忘れないで欲しいところです。冷や汁、食べたことありますか?
暖かいご飯に、冷たい味噌汁をぶっかける郷土料理です。おっと、ちょっと乱暴に言いすぎました。冷や汁は、いりこや魚のすり身、炙った味噌、すりごま等を合わせたものをダシ汁でのばして作ります。仕上げに豆腐・キュウリ・青じそを加え、熱い麦飯の上に、冷や汁をかけて食べるのです。けっこう、作るの大変なんですよ。実家では、もっぱらスーパーで冷や汁のもとを買っていましたが、いりこからすり鉢で砕いて作る家庭も多く、まさにおふくろの味ともいえる料理なのです。

なぜ、いきなり宮崎の話をしたかというと、先日、宮崎に帰省しまして、3年ぶりに両親に会ってきました。父は足と目を悪くしていて、母はさらに肥えていました。宮崎って何も無い街だなと思っていたのですが、いやいや、めちゃくちゃ魅力的なところでした。私、大バカヤローでした。大人になったから分かったことです。皆さんも、年末は楽しく過ごせましたか?

記者:スマイラー特派員

乙丸千夏(テンポス広報部)