さんかくの絆は負けない!HOMEはみんなで作る

飲食店を開業する際、誰もが希望・野望・夢、様々な想いがあり始めるはずです。
しかし、周りの環境が、人とのつながりが、月日が、それを変えてしまうことも多いのではないでしょうか。決して悪いことではないと思います。昨今の事を考えれば尚更。
今回、お話を伺ったのは「居酒屋さんかく」のオーナー、松井宏明さん。創業時の想いをそのままに、開業して5年目を迎えるお店です。開業時を思い返していただくと共に、今、そして今後について取材しました。

お店の名前・開業時の想いについて

本当は違う名前にする予定でした。
開業前に働かせてもらっていたお店の主人(兄さん)と女性従業員さん(姉さん)には、すごくお世話になっていて、俺が独立の話をした時も喜んで賛同してくれました。ところが、開業の準備をって時に、姉さんが急死してしまって・・・。頭が真っ白になりました。泣きながら仕込みをした事もありました。残された兄さんの事も考えました。それでもあの人は開業をおしてくれました。
その時に、自分と兄さんと天国の姉さんはずっと繋がっているという意味を込めて、「さんかく」という名前にしようと決めました。だから看板には姉さんの絵を入れています。忘れる事は絶対に無いけれど、お店の看板を見る度に恥じない店にしなければと思います。お客さんには空気が重くなってしまうんで、この話はしないんですけどね(笑)

お店の在り方・今後について

この4年間、いろいろな事がありました。これは、店をされている方は同じだと思いますが、いい時でもピンチの時でも、最初に考えるのは常連さんのこと、そして従業員のこと。だから、結局自分にはお金も時間も全然残らなくて・・・(泣)。でも、間違っていないと自信を持って言えますし、今こういった状況でも、何かを判断することを怖がらなくなりました。今は休業しているので、自分で資材を買ってきて自分で店内改装しています。人にお願いしたり、頼んだ方がキレイに出来るし、簡単かなと思いましたが、次にお客さんや従業員が来た時に、自分でやったんだぜ!って自慢してやろうと思って。その方がウチの店らしいかなと。
なんかこういう事の積み重ねだったり、そういう話でお客さんも従業員も一緒になって笑ってくれたり、そういう店が俺っぽくていいかなと思うし、兄さん姉さんも喜んでくれるかなって思っています。早くみんなに会いたいなー!

記事:スマイラー特派員

杉山俊介(テンポス静岡店)

取材先
店名:居酒屋さんかく
店主:松井宏明氏
住所:静岡県静岡市駿河区東新田2丁目6−10
電話:054-258-5467
Instagram:sankaku2017