なんでこんな小姑染みたことを口走ったかというと、先日行ったお店で気になった出来事があったからだ。
ランチタイムで訪れたそのお店は、外観も店内もきれいな和食のお店。料理も美味しくてお値段も1,000円くらい。ご飯もお代わり自由で、良いお店だなあ…と感じていた。
店員さんの対応もとても良くて、「また来よう」と思いながらコップの水を口元へ持っていった。「あれ、なんか臭うな」
急に感じた異変。そう、なんだかコップの水が臭うのだ。一気に残念な気持ちになってしまった。
以前私が書いた記事でグラスのニオイの話をしたが、(どんだけニオイを気にしているんだよっという話だが)料理を提供するうえで「ニオイ」は一番気にしないといけないと思う。
お店によっては水道に浄水器が設置されており、そのお水を提供しているところもあるだろう。「うちは常に掃除をしてるから大丈夫!」と思ったそこのあなた。本当に大丈夫だろうか。
私も飲食店で働いているので経験があるのだが、水道の蛇口部分の掃除は見落としがちだ。しかし、ものすごく汚れる。これが積み重なっていくと、「ニオイ」の原因になる。蛇口の部分が外せるタイプなら今すぐ外してみてほしい。水を流しているのに何でこんなに汚れるの?!ってくらい汚れているときもある。
(家庭の蛇口も同様に汚れるので時間があったら見てほしい)
お客さんがお店の蛇口部分を目にすることはないと思うが、目に見えないからこそ清潔にしておくべきである。
清潔にしておく、と言えばもう1点。「お手洗い」だ。
またまた先日伺った和食ランチのお店の話に戻るが、その日はランチ時ということあり少々混んでいた。
そんな中お手洗いに行ったのだが、お店がバタバタしていたこともあってか、洗面部分はびしょびしょで、ゴミ箱からペーパータオルが溢れかえっていた。
私はまた残念な気持ちになってしまった。
忙しいと忘れがちだけれども、1時間おき(欲を言えば30分おき)にトイレのチェックはした方が良い。お客様から「汚れてるんですけど…」と言われないようにするべきだ。
個人的には「また来たいな」と思うポイントは、料理の美味しさはもちろんだが、一番は接客(お客様とのやり取り)だと思っている。でも接客がどれだけ良かったとしても今回紹介したような「ちょっとした部分」まで手入れが行き届いていないと、残念な気持ちでお店を後にするお客さんも出てきてしまう。
水回りのチェック、ぜひ実践してほしい。
記事執筆
Instagramアカウント名:ひやむぎこ🍳東京グルメ(@hiyamugico)
外食業界で働く28歳、インスタ大好き女子。ごはんの写真をUPしています