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窯にこだわり!職人の手作り窯
「ピッツェリア・バンケット」はオープンして5年になります。オープン時に一番印象に残っているのがピザ窯です。薪窯だけは譲れないと、職人を呼んで現場で組んでらっしゃいました。聞くとなんと全国で3人しかいない職人さんなのです。物件やレイアウトも窯ありきで決めるという拘り(こだわり)ようです。筆者である私も、窯と周辺機器の金額を聞いてびっくりしたのを覚えてます。公共交通機関がお店の周りにないから、毎日職人さんをホテルまで送り迎えしてたのも、今では懐かしい思い出です。
高温で一気に焼き上げる 表面はサクっと中はモチモチ
薪窯の高温で仕上げたピザは表面はパリッと中はモチモチで最高!トマトソースもジューシーでチーズがトロリ。もう最高です。この仕上がり具合にするにはやはり窯が重要だとオーナーの賀来様はおっしゃいます。高温で一気に焼き上げるから美味しくなるのだと。さすが薪窯にこだわっただけのことはありますね!
「それって本当にやりたいことなの?」
まずは自分が楽しむこと やりたいことをとにかく楽しむ
いまでこそ順調なお店ですが、開店当初には苦労されたことが多かったと賀来氏は当時を振り返ります。オープン時期をいつにするか、スタッフの数をどうするか、だったり。何もかもがうまくいかずに運転資金が尽きかけて、副業を余儀なくされた時期もあったそうなのです。でもその時に知り合いの方に言われた一言が賀来氏の心にグサリ、と刺さりました。
「それって本当にやりたいことなの?」
やりたいことって何なの?ピッツァでしょ?いつやるの?今でしょ?価格や営業時間、スタッフの人数などを一から見直しました。そして開業に向けてイッキにコトを改善させたのでした。「あのまま副業続けていたら、お店なかったかもしれませんね。自分が楽しめば、周りも楽しくなる。楽しいから頑張れる。楽しいって伝染しますよ!」そのとおりですね!
目指すは地域密着 気軽に食べに来れるピザ屋さん
「フラッと食べに来れるお店にしたいです。気取らずに食事できるような店をやりたい人がいれば任せるけども、自分で他店舗やることはない!」と力強く話す賀来氏。
目の届くところに全力で!
後を継ぐとか気にしない!
ピッツァ一直線!
余計なものが一切混じっていない賀来氏 40歳!“不惑”のナポリピッツァの一番美味しい食べ方、それは全力でイッキに頬張ること
記者:スマイラー特派員
長谷川宗平(テンポス春日井店)
【取材協力】 氏名:賀来健太郎
店名:「Pizzeria Banchetto(ピッツェリア・バンケット)」
住所:愛知県春日井市下市場町3丁目8−5
電話:0568-37-4666
URL:https://pizzeria-banchetto.hatenablog.com/