挑戦の人生

大型洗浄機メーカー「kyodo」を社員11人に譲ってから20年経った
それ以来、彼らの会社は、発展もしない、新製品開発も、ろくにない。
にもかかわらず、経営は安定している。
社員には、明日は見えないが、そうかと言って、今日まで暗いものではなかった。安定している。
彼らをみていると「未来」ってことがそんなに大事なことなのか。考えさせられる。
むしろ余裕があるように見える。
俺が「Kyodo」を経営していた時は、常に前向き、テーマは「成長」
這えば立て、立てば歩めの親心
毎年課題を持って挑戦し続けて、休まる時はなかった。

裕福ではあるがアスリートとは言えない中小企業のオーナー。
彼らのリスクの少ない仕事ぶりと、そこからくる安定と余裕。
ビジネスを成長発展させるより、経営は無理をしない。余裕資金は、マンション投資、貸しビル投資をして、安定収入を得ようとする。
まるで、ビューティフルライフはこれだ。と言うように見える。
サラリーマンに比べれば、よっぽど金は自由になる。
途方に暮れる事は凡そない。
せいぜい、子供の行く末を案じる程度。
とは言うものの、それでも、サラリーマンよりは、余程リスクはあるし、緊張もある。
だが挑戦者では、断じてない。

時価総額350億を超えるようになった今でも「明日を夢見て挑戦し続けているテンポス」
挑戦し続けるかぎり、安まることはない。

青  春
サミエル・ウルマン

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
人は信念と共に若く
人は自信と共に若く
希望ある限り若く
疑惑と共に老ゆる
恐怖と共に老ゆる
失望と共に老い朽ちる

挑戦し続け人生を歩む!2020年1月25日 森下篤史 (73歳)