店の成績が悪いのは100%店長が悪い。会社の成績が悪いのは100%社長が悪い。

森下篤史

あさくま京都店の臨店指導。
店の数字が悪いのは100%店長
何から手を打つか。
やるべき事は分かっていても、やらなかったから、こんなになった。
あれをやります、こうやりますというが、やらなかったからこうなったのに、今月からやりますと言ったって、やるわけない。

東大に行った人とそうでない人の違いは、勉強時間の違い。
勉強時間の違いは本人の意気込みではない。
塾と家庭教師が付いてて、強制的に勉強をやらせたからだ。
強制的にやらせるようにすれば良い。

店の成績が悪いのは、やりもしない店長の意気込みに騙されて、「今月こそはやりますよ」
「頑張ってくれよ」
「やりますよ、私も後がないですから」

「すみませんでした、頼りにしていた住田さんが、田舎に帰ることになって、戦力不足でした。」
「後がないですからって言わなかった?」
「はい」
「はいってどいういこと」
「はい」

店長の意気込みは、マネージャーと手を取り合って、頑張ろうと誓い合う儀式!
そんなものは、屁のツッパリにもならない。
意気込みや決意を頼りにするから、数字が上がらない。

売り上げを上げる為に何するか、は後にして、今の売り上げで、収益を上げること、又は黒字にすること。
赤字なら、人件費をカット、人を減らす
人のためにやってるわけではない、直ぐに人を減らせなかったら、会社をやめたほうが良い。
決して先に売り上げを上げる事を考えるな。
並行して、接客トレーニング
毎日10分を3カ月続けてみてください。
社員が別人のようにかわる。
感じ良く、キビキビ動き、もう一品の注文を受けられるようになる。
それから、客を増やす。売り上げを上げる。難しい事を先にやるな。
人を減らして、トレーニングは直ぐ出来るがやりたくない事。
売り上げを上げる事は、嫌ではないから直ぐにやる。効果は出ない。

ビジネスアスリート 森下篤史