立派な人間ではなくても、大会社の社長になれる

森下篤史

立派な 社長ではなくても、ひとかど(売り上げ50億もしくは上場会社)の社長になるには、志と努力しさえすれば、誰でもひとかどの社長にはなれる。やろうとするビジネスの運や状況によっては、500億や1000億そこらの社長になれることもある。人格も、誠意もましてや、胆力など、なくても良い。ビジネスの成功者に期待するものがありすぎて、偉人を例に出して、そうならないといけない様な考え方があるが、しかしそれは単なるビジネスゲームの達人になるだけです。
人間としてのあり方と、成功者になる方法とは、別の問題なのです。
東大に合格するのに、愛情や真心が必要か?
料理の達人になるのに、人格を磨く必要があるか?
外科の名医、ボクサーのチャンピオン、横綱になるのに、素晴らしい人間になる必要ががあるか?
金メダルを獲得する選手、大会社の社長、総理大臣、どれをとっても、人間として素晴らしい人は少ない。
その道の成功者になるためにやる事は、人格を磨くことではない。そんなものは回り道です。
目標に近づくために、努力が最も効果的なっているか、時間の使い方が、効果的か、限られた時間の中で、目標に向かって最短の行動をしてるか。
これを続けていれば、誰でも成功することができる。

この世に生を受けて、親に育てられ、教師の世話になり、動物の命を奪って生き永らえている自分は、自分のことだけ考えで生きている者は「人間とは言えない」
どんな生き方をすべきかは、次回

ビジネスアスリート 森下篤史