又サツの旦那の世話になった

夕べ9時過ぎパトが、追いかけて来た。
森下塾が終わって、家路を、走っていた。
中原街道で、前に、赤いらんぷを、パカパカさせたパトが、ユックリ走っている。
むやみに追い越して、難癖つけられてはたまんない。ここは一つ自重しなくっちゃ。
隣の嫁と喋りながら、気分は余裕
パトが、左に止まった。追い越さざるを得ない。
7~8分も走ったか。
突然「前を行く怪しい車!左に寄せて止まりなさい!」パトが、叫んだ。
倅の目を盗んで、嫁を乗せている以外、このところ、悪い事をしていないので、安心して、免許証を見せた。ぱとに持って行って確認をしている。
もう一人が「この車の傷は、事故だとは思えませんが、どうしました」
前後左右傷だらけではあるが、バランスよくしているつもりだ。
「どうもしません」
「どうもしないでは、、こんなにならないでしょう」
「いらぬお世話だ」
「チョットトランク見せてもらっていいですか」
「好きなようにどうぞ」
ガサゴソやった後、「タッシユボート、見せてもらっていいですか。」

ドアを開けて、嫁を外に出して、ポリが入ってきた。
「何か危険なものがあるといけませんので」
其れじゃあ俺が危険人物で、ドスでも持ってるとおもってんだ。
ダッシユボードが終わると、運転席の横の小物いれ、ガサゴソ。
「気を付けてお帰り下さい」だとよ!
確かに、1~2年前、車の中の木刀を見つけて、やりあった末、中原署に連行されて
左右の指10本、指紋を取られて、立って、正面と横から写真を取られて、まるで何かの犯人。
3時間以上拘束されて、女房に引き取りに来いと連絡したものの、女房が「引き取りなんか行かない。そのままで良い」などと言うもんだから、更に1時間以上拘束されて都合4時間30分の拘留となつた。
そんな経歴が尾を引いて、ダッシユボード事件になったのだと思う。
人騒がせなポリもいるもんだ。
嫁が言った。「良い経験をさせて頂きまして」