自分は自分と言っていい時と悪い時

森下篤史

自分は自分とは
必死になっている人が使う言葉で、中途半端な奴が言う言葉ではない。

幸せの因子分析
1 やってみよう→自己実現と成長思い通りの人生
2 なんとかなる→前向きと楽観 困難を乗り越える
3ありのままに→独立としがらみに囚われない自分らしさ
4 人と上手くやれる。
5 感動することが出来る
6ありがとう 人の役に立ちたい
7足るを知る

幸福だと思える人は、この6つの幸福因子を持っている人が多い。
3番の周りを気にしない自分らしさは、人がどう思うか、いつも評価を気にしている。
悪いことばかりではない。
期待に応えようと努力すると、やはり評価がきになる。
ところが、
自分は自分という場合は、少しくらいでも、努力して挫折して、やる気が無くなって捨て鉢になると、自分は自分と言って開き直る。
努力して捨て鉢になって、開き直って言うならまだしも、努力もしないで「自分は自分」と言う人は長い間、開き直っていじけた過ごし方をしてきた。
いずれにしても「自分は自分」などと言う時は、挫折した自分に言い訳しているのであって、そんな時に言う言葉ではない。
それでは「逃げ」の言葉になってしまう。

期待に応えようと、努力して挫折して、努力して挫折して、自分を責めて責めて、精神がぼろぼろになると、周りの人が「良く頑張ったね、もう十分だよ。人がどう思うかは大事な事ではないよ 自分は自分だから。」と言ってくれる。
中途半端な努力でやめて、開き直って自分で言う言葉ではない。

ビジネスアスリート 森下篤史