働く喜びを調べる

森下篤史

テンポスの社員は、普通の人が多い。普通の人に何をしてあげたら喜ぶかを調べる。

普通の人とは
学歴は二流大学。受験競争脱落ではなく、エントリーしてない。
人生に志や、高い目標はないが、普通に、真面目に働く。
大部分の人は、努力はするが、続かない。

あさくま2000人の「人生挑戦意欲」を調べた。
あさくまでは、メール会員募集とか、大皿メニュー推奨とか、当月特売メニューを、
店別、個人別に毎月販売実績を順位付けしていた。
特別なコミッションをつけてはいない。
上位20人にコミッションをつけたら実績が上がるか、聞いてみた。
彼女達は随分喜んだ。
1位3万
2位1万
3位~10位 5000円
11位~~20位 3000円
計10万5000を9項目 94万5000円を毎月支給することにした。
一年で1000万の販促費
販促費なしの受注件数は 毎月約1000件
早速7月からスタートした。
実績は1003件、計算違いではないかと調べ直したが、間違いない。
94万の効果はとりあえず ゼロ
8月は毎週上位20人の、獲得状況を店長が朝礼で知らせるようにした。
8月の実績715件
お盆の忙しい時に、説明してられないだって、又95万捨てたようなもの。
9月は店ごとに上位者に朝礼で、毎週決意表明させた。
流石に増えて932件 8月よりは増えたが、何もしてなかった6月以前は平均1000件
これで94.5×3=280万露と消えた。
色々試したが、毎月1100件を行ったり来たり。
4カ月連続で20位に入った人は12人
4カ月のうち、3回の人は38人
この50人は成績上位者である。
われわれの勘違い
成績上位者は、目標に向かって挑戦する人だと思っていたが、
個人面談の結果 挑戦する人はわずか 8人 である。
挑戦した人は50位の中の上位というわけではない。
どんな人が上位に入っていたか。

半身浴の時間かかりすぎて、のぼせてきた。
明日にしましょう
バタンキュー

ビジネスアスリート 森下篤史