森下篤史
遠山本部長へ
今のテンポスは、300年の鎖国を続けて、国際社会から取り残された幕藩体制を、ぶっ壊した明治5年の明治政府と同じである。
欧米列強に侵略されているアジアの仲間を見て、このままでは、日本は無くなってしまう。
「富国強兵、義務教育」これしかない!
ひるがえっテンポス
店を構えて、中古厨房品を並べておけば売れた、その時代が20年続いたが、この2~3年ピークをうって僅かだが、客離れし始めてきた。
このままではテンポスは無くなってしまう。
社員の給料を50%上げて、その上で会社の利益を50%増やす。
打つ手は2つ
まず1つ 出店を10%づつ増やして58店を6~7年で2倍にする。物流拠点、中古の回収拠点、情報サービスの接客発信拠点となる。
2つ目は、国民の義務教育か施行されたのが明治5年
テンポスの店頭の販売員175人すべてに、毎日1時間 週5時間 年間240時間の義務教育をする。
今までの研修は、店でやる研修はほとんど、中途半端で、やってないに等しい。
本社主導の研修といえば、やりっぱなしで、習熟度のチェックはなし。
ゴルフでもボーリングでも、どこに球が行ったかを見ないで、ただ下を向いて投げ続けては、、1000回やろうが、10000回やろうが、上達するはづがない。
これからテンポスでやる義務教育は、毎回習熟度のチェックをする事と、受講しているかどうかを、ズームで見張る。
手抜きのないようにして、徹底させる。
スタートして半年、効果が少し出てきて、新店舗オープンする人の客単価が、14万から27万になってきた。
とはいえ、義務教育の徹底度はどうだ、40%ってとこか。
こんな程度でも新店舗オープン客単価が2倍になってきたという事は、もう少しやるだけで、さらに2倍の50万になるのは、難しい事ではない。
遠山本部長に与えられた時間は2年間
出店と義務教育をやるだけで目標は達成できる。
これをやり遂げるには、相談相手と、頼りになる人を合わせて4~5人揃えておけ。
相談相手は作戦を立てる人
頼りになる人は、確実に売り上げを上げてくれる人
しかも、この人たちには月に1冊以上本を読んでもらいたい。
1 成果の出るための行動するには、何をすれば良いか。効果的な時間の使い方。
自分は何をするか、部下を上手に動かすには どうすればいいか この手の本を70%
2 将来に向かって何をするかの本を20%
3 自分を作る。天命とは 己に天から与えられた役割りは何か の本10%
明日は
社員が喜んで働く会社にするためには、賃金5割アップともう1つ。それを伝える。
ビジネスアスリート 森下篤史