会社は社員を幸福に出来るか

森下篤史

テンポスはなんのために存在するか。
国の役に立つ
社会の役に立つ
テンポスの仕事は何ですか。
飲食店が、健全な経営ができるように応援する仕事
5年廃業比率55%を10%に下げる

「会社は#社員の幸福のためにある」
社員の幸福を追求して、目的の選択に誤りはないだろうか。
幸福のためにあるのだろうか?

#顧客満足、#会社満足 #従業員満足 この3つを理念に掲げている会社も多い。
不満を解消して、満足を与えれば「幸福になるのだろうか」
社員に「幸福になってもらいたい」
家族も、友達も、日本中、世界中の人々に幸福になってもらいたい。
美味しい食事をしたい。
いい車に乗りたい
家が欲しい
収入を増やしたい。
欲望を満たせば嬉しいし、その時点では「満足する」
幸福になったのだろうか。
欲望を満たすと、嬉しいし満足する。
幸福に近づくが幸福ではない。
マズローのいう欲望5段階説に従うと、物質的であれ、精神的であれ、
欠乏しているものを満たしても、幸福に近づくだけで、「こうふくにはならない」
欲望は常に満たされたいから、その欲望が満たされても、次の欲望がわきおこってきて、際限が無い。
「幸福は欲望を満たすことでは得られない」
今その瞬間に幸福は背中合わせに存在しているが、気がつかない。
欲望がなければ「幸福か」
欲望のない人は生きてる価値のない「死びと」
欲望があって、欲望にとらわれない自己超越。
向上心のない、今のままでいいと満足している人は「生ける屍」
「幸福は今そこにある。気がついて欲しいって言っている」

つまり会社は社員に幸福に近づくようにすることはできるが「幸福にはできない」
会社は無駄なようだが「幸福と感じてもらう手助けすることはできる」

ビジネスアスリート 森下篤史