強い者が守らなくて「弱い者」を誰が守ると言うんだ!

森下篤史

取引先の社長が興奮して、片岡店長の部下の首をつかんでぶん殴った。
店長は、体を張って従業員を守らんかいや!
仕入れに影響するとかどうとか言う前に、弱い者をまもらんかいや!
たとえ客と言えども理不尽なクレーム要求に対して、#従業員を守るのは店長 #店長を守るのは会社。
客に脅かされても、会社が盾にならなかったら、働いている人は、何を拠り所にするんだよ。
イエローハット創業者の鍵山秀三郎 致知 2017年10月
残念ながら、今、#日本人としての心情が、毀損、衰微しつつある事を私は痛感しています。
弱い立場の人に対する思いやりに欠ける行為が、増え続けています。
タクシーの運転手の話
些細な事に過剰な文句をつけてくる悪質な乗客が増えている。目的地に着く直前でメーター料金が加算され、激昂して収まりがつかないので、やむなく運転手が自分で料金を負担したこともある。
鍵山さんの話
私も先日バスに乗っていたところ、乗車してきた老人が、時間通り来なかったと言ってステッキを振り上げ、ものすごい剣幕で運転手を怒鳴りつけているのを、目の当たりにしました。
飲食店でも、老人ホームでも、利用者のあまりにも無法な振る舞いに、耐えられなくなり、貴重に社員が次々に辞めていくといいます。
どこでどう間違ったか、金を払えば「客」客の言う事は聞くのが当たり前の権利があると勘違いしている人が増えている。
鍵山さんは、当たり前の権利を行使するなという。
ホテルの歯ブラシ髭剃りとても、権利だと思って使うようでないけない、自分で持っていけばいいだろうと言う。
それが行き過ぎて、客のかなには「傍若無人」の振る舞いをする人がいる。
#リーダーは
常に弱者に対する配慮を欠かしてはいけない。
自分の持ち場で#「弱いものを守る」という責任を果たさなければならない。