うちの社員は、殆どの人が、佐村河内、久保方症候群です。

【日本の実相『正体不明の労働者の不思議な権利』/松本洋三】

※一億佐村河内・小保方症候群の恐怖

『大丈夫です、大丈夫です、大丈夫です、大丈夫です、大丈夫です』
『もういい、君の言うことには矛盾が多いがもう一度聞く、性根入れて回答しろ』
『すみません、もういっぱいいっぱいで限界です、辞めます』
『辞める辞めないは職業選択の自由だ、そんなことを聞いているのではない、君はずっと自信たっぷりに断言してきたが、間違いないのだなと聞いたのだ、どうなんだ、返答しろ』
『・・・、すみません、全部うそでした、今日で退職させて頂きます、給料については労基に相談して算定してもらいますので、振込お願いします。』

「今月の売り上げは予定通りかい。」
「すみません、大口が来月になり、粗利で40万で終わりそうです。」
「先月、お前言ったよな、大口が来月になりましたので、今月は50万になりそうですって。先月の大口は今月に売り上げたのか。」
「すみません、途中から耳がよく聞こえていませんでしたので、デタラメ言っちゃいました。」
「今は耳は大丈夫かい。」
「はい、耳は大丈夫ですが、よく理解できません。」

これで500億目指そうってんだから。

「今月末の見込みは幾らだ。」
「粗利で300万は超えます。」
「毎月、月初は威勢の良いコトばっか言うが、その通りになったことがなかじゃないか。」
「すみません。」
「いいか、月末の着地は、意気込みじゃあないんだ。やりもしない意気込みなんか、トイレで糞をしながら、一人で喋ってろ。」
「喋りながらだと、思うように出ません。」
「野菜が少ないからだ!馬鹿たれそんな事はいいんだよ!着地は、天気予報だ。」
「天気予報ってなんでしょうか。」
「父ちゃん明日遠足なんだけど、晴れる?」
「大丈夫、きっとなんとかする。」
子供としては「何とかする」って答えられたって困るだろうよ。

お前達の月末着地は、きっとなんとかすると、毎月デタラメじゃないか。天気予報士は意気込みを言ったら「クビ」だ!
月末着地は天気予報でやってくれ。!