平和とは闘いとるもの。京大名誉教授 猪木正道

平和を唱えていさえすれば実現すると考えているひとが多いけど、冗談じゃない。平和というものは闘いとるもの。 京大名誉教授 猪木正道
元中国大使 宮本雄二氏
「口先で領土・主権を守るというのではなく、その言葉を支える態勢をきちんとしないと誰にも信用されない。具体的には海上保安庁の補強や防衛費の増額などだ。
日本側からは手を出すべきではない。
中国の新しい現状は尖閣を自らの実効支配におくこと。その為に飛行機や船舶を盛んに送っている。
それを許さないということであれば、実力で排除するしかない。行きつく先は海上・航空自衛隊と中国海軍.空軍の対峙だ。
それはとてもリスクが高く、危機管理の仕組みもない。」

我々経営者は、新規事業を始めるに当たって、最悪の結果の対処は常に考えてある。
損失の額 めどをつける迄の期間 投下する人材等をみて、いよいよになったら撤退。
民間でさえ、危機管理を考えてあるというのに、国家を見くびるのもいい加減にしろ。

上記 宮本雄二氏の発言をみるに、いよいよになったら対峙するしか無いなどと、威勢の良い事をいい(対峙する気もない癖に) それが証拠に、リスクが高く、危機管理の仕組みもないなどと言って、
「話し合いの場を持ち、現状を凍結すればいい。」と結論づけている。
利巧ぶった、訳知りのこんな人たちがまかり通って、日本を導く人たちは、全て、話合いの場を作るという希望的観測に基づく結論しかださない。
それ以上考えようとしないから、「危機管理の仕組みもない」などという事になる。

おばかな国民は、ちょっと考えればわかりそうな事を考えようとしないで、「話合うべきだ」にしてしまう。
相手のある事で、話合いにならなくていよいよになって、対峙する事になったらどうするを、国民的合意をしておく必要がある。
それを避ける為に「話合いの場を作るという事が必要だ」と言うなら、いよいよになったらどうするんだと言ってるのに、それを避ける為に「話合いの場を作るという」、結論を出すのが怖くて、堂々巡り。 社民党や共産党は、いよいよになったらどうするんだがない。絶対に答えようとしない。国民全体もない。
いよいよになったら、先ずは、飛行機や船が戦闘をする。戦争を避けて交渉する一方で、小競り合いを続ける。
更にいよいよになったら、ミサイルが飛んで来て、50万 100万の日本人が死ぬ。
その間も、戦争回避の話合いは続く。
これ位の事は素人でも判断がつく。
安心していいのは、宮本雄二氏のいうような「危機管理の仕組みもない」なんて事はない。
自衛隊は、いよいよになったらの態勢について、毎日研究している。
怖いのは、「いよいよになったら」を考えるのをやめているノーテンキの国民が、戦闘状態になっているにもかかわらず、「話合いをすべきだ」等と合唱し始めると、思考停止の社民党や共産党の発言に調子に乗って、「朝日 毎日」が平和主義者の代表のような顔をして、戦争反対を唱え始める。
戦争賛成何て誰もいない
京大名誉教授 猪木正道
「冗談じゃない、平和とは闘いとるもの」
この言葉の意味を考えて、2013年を迎えよう。
その上で「自分はどうする」位は考えてみよう。
闘いとるものとはどういこと?逃げてはいけない。突き詰めて考えよう。
日本国民の意味もわかってくると思う。