スタート今日は、新卒研修が、終わって、配属決定日です。
20日間の研修中の項目別成績、総合順位が発表され、
研修生は、一人三分づつ、決意表明をします。
最低の成績だった藤田君は、「成績は、最低ですが、逆境の中で、頑張るのが、本当の男です。」なんて、調子の良いことを、言ってました。
新卒を必要とする、グループ会社の社長、事業部長、店長が、
総勢50余名、3分で、うちの店は、こんな店です、厳しいが育てる事は得意です、だとか、札幌店です、魚が好きな人は是非、札幌店に来て下さいだとか、
ITの時代に向けて、ポータルを作ります。インターネットに興味のある方は、我が社にどうぞ!とか
好き勝手にプレゼンをするわけです。
テンポスのプレゼンですから、笑が取れないと、引っ込め~と声がかかりますから、各長は、前の晩から、気の利いたプレゼンをするのに、必死で頭を捻って、来ますから、この3時間は、大笑いで、聞いてるほうは、毎年楽しみです。
研修中に、会社方針、事業部方針はタップリ説明済みですから、この時間は、硬い話はぬきの、プレゼンターのパフォーマンス、の見せ所となるわけです。
採用する方と、される方のプレゼンが終わると、新卒は自分の希望する部署に、三分以内に、三カ所売り込みに回ります。
今度は、各事業所長が、三分で、新卒の所に行って、個人の、一本釣をします。
いよいよ配属先が、決定です。
一人づつ事業所長が壇上に上がり、1分で是非我が社に来て下さいとやって、行きたい新卒がいれば、「お願いします!」となり、皆んなから、歓声があがり、「お願いします」にたいして、誰からも、オファーがないと、チーンと金を鳴らされて、肩を落として、すっこんで行きます。
採れないと思っていた事業所長に、オファーが有ったりすると、思わず、「やった~」となり、歓声もひときわ、大きくなります。
新卒は、人生の第一歩を、自分の意志で決めて、スタートを切ったということです。