赤色のネオンが魅力的

横浜西口駅から出た人気店と言えば、居酒屋なら「今村商店」、バル・洋食なら「モンダッタ」や「チーズカフェ」、このあたりは予約必須の飲食店だ。ただ、これらの店は、一番近くの駅出口から歩いても6~15分と若干歩く。とはいえ、横浜駅西口駅付近で1階路面で出せる飲食物件はほとんどない。

そんな中、靴屋の跡地、駅から徒歩3分の路面に「月島もんじゃ もへじ」が2021年6月にオープンした。運営は6年で31店舗を展開する加納コーポレーション株式会社。3階建ての建物は、各階ごとに月島、浅草、上野とコンセプトが異なるようだ。メニューは、もんじゃ、お好み焼き以外にも、鉄板焼き料理、おつまみ、酒類のメニューが豊富だ。外観は、2階から3階にかけて、大きく「月島もんじゃ もへじ」と大きく書かれており、夜になると赤色にネオンが光る。また2階、3階はガラス張りになっている。その派手さや、おしゃれな雰囲気からか、店内は女性客や20代30代と若者が多い。「横浜にこういう店はなかったな、行ってみたいな」と思わされるつくりだ。オープン2カ月後の現在も土日は満席状態が続いている。


今、横浜駅西口は2015年に着工して5年続いた「JR横浜タワー」も完成し、さらに現在は古いビルやホテルが立ち並ぶ横浜駅西口の鶴屋町地区でも、地上43階の複合ビルの建設が進んでいる。今後、横浜駅はどんな街に、そしてどんな飲食店が増えてくるのだろうか。横浜住民としてワクワクがとまらない。

記者:スマイラー特派員

乙丸千夏(テンポス広報部)