Smiler53号の「ラーメン特集」にて、全国の繁盛ラーメン店を取材!
愛知県で人気のラーメン店「ラーメンエボシ」に、テンポス特派員の長谷川がお話を伺いました!
こんにちは!見た目からしてラーメン大好き特派員の長谷川です。
今回はラーメン特集とのことで、テンポスのラーメン大学経験者としては気合の入る特集です!
さて、今回取材させていただいた「ラーメンエボシ」さんは、うまい!安い!ボリュームたっぷり!の二郎系ラーメン。極太麺に、肉!背油!ニンニク!野菜がドーーーーン!
ガッツリ系の代名詞ですね。
しかも!オーナーさんは、あの台湾まぜそば発祥のお店である「麵屋はなび」オーナーの新山直人さん!名古屋名物を飛び越えて、全国はたまた海外にまで広がっている台湾まぜそば。その生みの親です!これは期待しかありません!
12年目の新たな挑戦。新作ラーメンは二郎系!
いまや名古屋名物の一つでもある台湾まぜそば。名古屋のラーメン店にはかなりの確率でメニューに入っています。しかもコンビニのチルド麺、カップラーメン、スナック菓子まで!ラーメン業界としては大成功をおさめているといっても過言ではないでしょう。
しかし、「ラーメンエボシ」の新店舗はジャンルの違う二郎系。ただやってみたかっただけではない、新山さんならではの考えがそこにはありました。
店舗数が増え、県外に出店もして、海外にも進出!ラーメン以外にも、台湾カレーや牛カツなど違うジャンルにも次々チャレンジしていく中でずっと考えていたことがついに実現しました。
特派員 長谷川
お久しぶりです!7年ぶりにお会いしますけど、コンビニのパッケージでお見かけしてたので、久しぶりって感じはしませんが(笑)。新しい店舗は、いままでの「麵屋はなび」とまったく違うジャンルですが、なにかきっかけがあったんですか?
新山社長
具体的に「エボシ」をつくろうと思ったのは2年くらい前ですかね?二郎系ラーメンを初めて食べた時に思ったんです。なんて旨くてリーズナブルなラーメンだろうって。何と言ってもあのボリューム!味も自分好みにカスタマイズできる!これはスゴイって。
ラーメン店って基本の味は変えずに食べてほしいんですよね。その味を作るのに苦労してるわけですから。でも二郎系はそんなの関係ない。味濃くして、ニンニク山ほどぶち込んで、味変したって許される。なんて自由なラーメンだろうって。
しかも大盛がたいてい無料ですよ?さらにそこに野菜マシとかしたら腹パンパンですよ(笑)
普段とは違うから。ラーメンでストレス解消!?
特派員 長谷川
確かにボリュームはスゴイですよね。安くて腹いっぱい食べれるっていうのは、お腹すかせてる学生とかサラリーマンにはありがたいですね。
新山社長
でも、昔よくあった町の中華料理ってそんな感じでしたよね。もやし炒めとか頼むと大皿でドーンって出てきて。なにこのボリューム!?って思ってると、厨房の中で親父が「ゴメンゴメン、量多かったか?」みたいな顔でニヤリと笑ってる感じの。学生もサラリーマンも1000円で腹いっぱい食えるお店。がっついて食べて、美味しかったよ!また来るね!みたいな感じで帰っていく、みたいな。
特派員 長谷川
ありましたね!昭和な町中華!頼んでないのに大盛になってて、若いんだから食っとけ!っていう大将のお店。でもお店としてはコストがかかって大変では?
新山社長
そりゃあイタイですよ。麺大盛無料、野菜マシも無料、どれだけよって。
でも楽しいよね。背徳感っていうのかな、普段やらないことってお客さんもストレス解消になるんじゃないかって思うんですね。
麺大盛にするとカロリーがー。味辛めにすると塩分がー。ニンニクこんなに入れて明日大丈夫ー?
でも旨いーーーー。って(笑)
やっちゃったーーー!でも旨いーーーー!って食ってくれると、作ってるこっちもうれしいよ。それで美味しいからまた来てくれる、来てくれるとさらにうれしい。うれしいのキャッチボールですよね。利益は薄くても、それが続けば利益は出てきますし。
特派員 長谷川
確かにストレス解消になりますよね。周りのお客さんも共犯者?だから周りの目とか気にせずに食べれますものね。
新山社長
そう。だから店もわざとレトロで懐かしい感じにしてます。昔を知ってる人には懐かしく、若い人には気取ってなくて落ち着く感じに。スープが飛ぶとか気にせず食べてほしいですね、ズババーって(笑)
特派員 長谷川
今は昼のみの営業ですが、今後の展開などは?
新山社長
今はスタッフの問題もあって昼のみの営業ですが、今後は夜営業もやっていきたいです。そして2年で10店舗に拡大していきます!
特派員 長谷川
その時はお手伝いさせていただきます!
最後に、Smiler53号の表紙を飾ってくれた、「ラーメンエボシ 都通本店」の副店長、田中由紀さん。
「麺屋はなび」台湾まぜそばのファン。
総大将、新山直人さんの求人情報に目が止まり、15年勤めた事務パートタイマーを辞めて一念発起!
ラーメンエボシに転職しました。二郎系ラーメンと言えば男の世界…のようですが、笑顔と元気のおもてなしを心掛け、カップルやファミリー・学生さんなど幅広くお客様に愛されるお店作りに励んでいます。家族の支えや、友人の温かい応援に勇気をもらいながら、46才!田中!今日も大将、モリバ店長の3人で頑張っています!
取材協力
「ラーメンエボシ」都通本店 愛知県名古屋市千種区松軒1丁目9-10
長谷川宗平(テンポス春日井店)
Smiler53号 ラーメン特集