競合他社と比較する本当の意味、その2

テンポスの創業社長、森下篤史の日々、経営で感じることを記事にしていきます。


時給1000円のパートが、1時間に100個作っていた。今年は115個作れるようになった。給料はいくらにしたら妥当だと言えるか。1150円か?答えはNOである。競争会社ではパートが1時間に120個作って1100円払っているのに、自分の会社は去年より5個多い115個作れるようになったからって1150円払ったら、競合と比べてコストが高過ぎて結果、利益が無くなってしまう。我々の置かれている位置は、「市場競争」。評価が全て、今迄と比べてから、他社と比べることなくしてはならぬ。

会社を辞め、菊に水でもやって暮らせるようになったら、ユックリ、相田みつをの世界に浸れば良い。金メダルを目指すに人にとって、「人と比べて」が基準は当たり前であり、今までと比べるだけでは、たちまち 金メダルは遠くなってしまう。

市場競争の世界においても、金メダルを目指さないで商売が続く事はありえない。我々の置かれている位置は、競争会社のうつ手が変わる、立地条件が変わる、客の欲しがる物が変わる。じっとしている者は、相対的に遅れをとっているわけで、大きく動いている変化に気がつかないで、ユックリ、滅亡に向かって、呼吸をしているのである。

社員の教育の達成基準は、貴方は、頑張ったからではなく「これなら競合他社と戦える」、に変えていかなければならない。努力の基準は、全て、「他社と比べて」であり、奇跡的に残って居る「俺のやり方」を通している店は、運が良いだけで、「俺のやり方」などと言いだしたら、博打に入れ込んだり、女に入れ込んだりしてるよりも始末が悪い!

独自に努力をしていると、グレードが高いように思えてしまう。
「独善」にしたくなければ、「他社と比べて」に戻る事である。

株式会社テンポスバスターズ
森下篤史