任せるとは、強制することから始めるべし

任せるとは 目標、ゴールが明確にあって、方針を抑えていれば、やり方、進め方を任せる。これを任せるということにしておく。
テンポスでは、売り上げ目標、利益目標は、やった奴は偉いが、やらなくても責任は問わない。
責任を追求するに耐える力がない。
売り上げ、利益は努力目標、
責任もってやる事は、やろうとすれば出来る事だけにしている。
月水金、チラシを100枚配る。これは、誰でも出来る。95枚だと、0点。
毎日 10カ所鍵をかけて帰る。9カ所かけて帰ると0点
売り上げ金は当日銀行にあづける。会社の金庫に置かない、ましてや、家に持って帰らない。
毎朝10分対面でトーク練習する。
店のキッチンから奥の客席まで、トレーに水を入れたコップ3個乗せて、25秒で歩く練習を毎日やる。10日やれば90%の人は出来るようになる。
どこにも売り上げを上げろとか、利益を上げろとは書いてない。
こんな程度のことがきちんとやれない。
店長できちんとやれる人はほとんどない。そこそこはやる。
やれと決めた日には、或いはやると決めた項目だけは、きちんとやるが、毎日ではない。
マネージャーは店長を教育するのだから、自分でやってはいけない、やる時は
見本を見せる時だけと言ってるが、実際には店に入り込んで、店員と同じように働いている。0点!
この程度の事を任せても、きちんと出来ない。
あさくまでは、高卒採用のために高校に訪問させている。
その際 会社説明のトーク練習を30分×5回以上やることにしているが、2~3回やればいい方。0点

東大生は、志の高い人が入学しているか、意志の強い人が入学しているか?
答えは親の収入が高い人の子供が入学している。
生徒の52%は親の年収950万以上。
子供のやる気ではなく、塾と家庭教師をつけて、強制的に勉強させた結果だ。
任せっぱなしで入学出来る人は少ない。

ましてや、テンポスあたりに、来る人の大部分は、宿題などは、やるものだとは知らなかったという人達だ。
義務も責任も、本人の気合いの入った時だけやる。

この人たちにやらせるには、塾と家庭教師をつけて、強制的にやらせるしかない。
ずっーと付いているわけにいかないところが、辛いとこだ。
塾と家庭教師の代わりは「エリアマネージャー」
エリアマネージャーに強制させるのは、「東西の部長。」
東西の部長を見張って育てるのは「社長」。

俺が臨店指導するのは、「東西の部長とエリアマネージャー」教育をするため。
われわれレベルでは、教育は教えてはいけない、口で喋るな!「トレーニング」に徹せよ。
われわれレベルの教育は「自転車に乗れるようにする、或いは泳げるようにする」だけであるから、意識付け、モチベーションアップ、評価など要らない。
自転車に乗れるようにするのに、意志付け、モチベーションアップなど必要ない。
毎日30分やらせて隣で見張ってれば良い。

店長の仕事はその程度だ。
ただし
いつまでもそんな事をやらせてばかりだと、出来る奴の芽を積むことになる。
おやすみなさい、また明日