15年間も社長をやってると意欲がなくなって、維持するだけの仕事ぶりになる人がいる。

会社を続ける意欲

年齢よりも、15~20年で社長の賞味期限がきれてしまう人が多い。

跡継ぎの二代目であれ、創業者であれ、20年くらいが社長の賞味期限で、惰性の日々を送り始めてくると、そばで見ているものにとっては、意欲減退がはっきりとわかってしまう。

維持するだけでリスクを避け、前向きな手を打たない。

ポーズとして前向きな手を打ってはみるが、気合いの抜けたような手を打っても、中々成果に結びつく事はない。

自分を誤魔化しているのだから、こういう人は始末が悪い。前向きだなんて思っている。

ルーチンワークに明け暮れて、ユックリ会社が下降しても、やる気もでなければ、踏ん切りも付けられなく、体に良くない事はよく知っていながら、酒を減らせない、タバコを辞められない人に似ている。

テンポスのリーダーを入れ替えてしまおうと、「狼研修」を始めた。

5年で165億を500億にしようとするのには、先ずはリーダーをオオカミに仕上げる。

エリアマネージャーも、半分は交替する。店長も、半分は交代する。

交代要因として、100名の営業マンを採用する。その為には600名面接する。

然も採用した100名を、セール学校に2ヶ月ぶち込む。校長も決めた。

徹底項目をやり通せるか、今までのように中途半端でも良しとするか。

やり通せる人だけをリーダーにするとなれば、長い間一緒にやって来たエリアマネージャーも、店長も、能力があって手抜きをしてもソコソコの実績を残して来たリーダーは全て、入れ替えてしまわなくてはならなくなる。

店長も、エリアマネージャーも、夢を語り、きつい仕事をさせて、明日のテンポスを目指して頑張ってきた同志よ!

何故もう一つ本気になり切らないのだ。

毎日仕事をしていても、我々の仕事は気が入ってないと、成果に結びつかない。

店頭の客に向かって「いらっしゃいませ」と言えば、気が入っているかどうかすぐ分かる。

そんな仕事なんだ、我々の仕事は。

店長として従業員に、朝礼で目標を伝え、皆で頑張ろうと言っても気合が入ってないと人は動かない。気が入ってないとダメなんだ。

苦労を共にして来た仲間には、給料も地位も上がって良かったな~と、喜び合いたい。

丁度20年も社長をやって気合いの入らなくなった会社と同じ事が、10~13年の仲間にやらせている店に起こっている。

一番頼りになりそうな経験を積み、共にして来た川端、細谷、将志、伝次、名古屋の伊藤!

お前らは社長立候補して、会社を引っ張っていけ!

それがなんだ、やり易い事しかやらない。楽チンに生きている。

人生を捨てて、老人ホームにいるような動きだ。

お前達が今のテンポスを作る時じゃないか!

長い間苦労して身につけて来たものを、やっと活かせるようになって来たと言うのによ。

まるで異次元のテンポスが出来上がってきているのに、横目でみていて、もう捨ててしまうのかよ。

未来を見ていると、お前らとやれないかもしれないよ!諦めろと言うのかよ!