沢尻エリカの続き

スポーツ選手に人格を要求してどうしようって言うのよ!
この意味の伝え方が悪いと見えて、反論が多い。
限られた一日を目的達成に向けて、効果的な過ごし方をしているか。
大学受験をするなら、勉強ができるようになるのではなく、目的の大学の受験にパスするようにトレーニングをすべきで、頭が良くなったり、深い考えが出来るようになることではない。
自分の才能がどれほどのものか分からない、普通の凡人である私に取って、効果的に過ごすことはどれほど大事なことか。
小学校の頃優等生だった岡本達郎くんは、ノートの取り方が大人並みで、書いてあるだけでなく、何やら切り抜きを貼り付けたり、1ページに何枚も貼ってあり、ノートが膨らんでいて、子供心にびっくりしたもんだ。
それに比べて俺のノートなんぞ、最初の何ページかは書いてあるが、大概終いまで使ったことがなかった。
それがトラウマになり、ノートは綺麗に書かなけりゃならぬ。
中学の社会地理の試験で、世界の首都を地図に記入するというのがあった。
前日の晩机に向かって、白紙に世界地図を書いて見た。
カムチャッカ半島が馬鹿でかくて、書き直し。
インドがデカくなって、アフリカが哀れに思えた。
また書き直し。何回書いてもバランスが悪くて、書き直し。
2~3時間書いてるうちに10時過ぎて眠くなった。
マドリードがどこにあって、どこの首都か覚える時間は無くなってしまった。
翌日の試験は、燦々たる結果であった。
夕べの2~3時間の勉強は何だったんだ。地図を書く時間で、覚える時間ではなかった。
何の為に時間を使っているかは、以後何をするにもその考えに基づいて行動した。それ以来ノートは綺麗に書くよりも、覚える必要のあることを書いておく場所。
試験の前の勉強は、点がよく取れる復習をする。
時間のかかりそうな勉強はやらずにおいて、目を通すスピードの早い科目だけやった。
糸川英夫の「入試突破作戦」は衝撃であった。
算数の応用問題は、その問題を英訳してそれから問題を解くと、英語と数学を同時にやれるなどとかいてある。
何の為に朝礼をやるか。方針を伝えるなんて事は「何の為に」を考えればあり得ない目的になる。
伝えてどうしたいのよ。伝えた事を実行してもらいたいのか、部下を通じてやってもらいたいのか。返事やいけんが欲しいのか。何やらの行動を期待するわけで、悩みを聞いて頂戴よなんて朝礼はあり得ない。
店長会議で伝えたことは、店で徹底を計って欲しい。ならば店長会議では、店で伝えられるように伝える練習をする。そのあと実行しているかエリアマネージャーがチェックに回り、徹底が甘い店は、エリアマネージャー立会いの元、店長に徹底させるトレーニングをする。
その上にやったかやらないかを給与に反映させる。
成績が上がったかでなく、やったかやらなかったかを給与に反映させる。
朝礼の目的にはもう一つある。従業員を巻き込んでいるか。
伝えるだけなら文章を渡せば良い。
わざわざ店長が伝えるなら、意気込みが伝わっているか。だから、朝礼中に隣の人と話してる何ぞもってのほか、全員目がこっちを向いているかが、気にならないような店長は、巻き込むつもりがない。
巻き込む朝礼なんだから、物陰に立っているなどあり得ない。固まっている何ぞあり得ない。朝礼が終わったあとは、何人かに指差して覚えているか確認する。
何の為にを追求すると、朝礼一つとってもやたらと策を弄することになる。

勉強会などは、目的を「教える 覚える」にしてはいけない。
店頭接客の社員は、覚えたって何にもならない。
客に説明出来るか、その説明によって買うと言わせられるか。これに尽きる!
商品知識なんか意味のない勉強をするだけ時間の無駄。
買ってもらえるような説明の練習を繰り返すのみ。
不動産担当などチョット目を離すと「専門知識」などと言って詰め込む勉強会を始める。
重要事項の説明 契約書の書き方の練習 物件説明の練習、申込書をもらうトーク練習。
我々の勉強会は90%以上トレーニングである。
バッティングの打率をあげるには、わかった覚えたでなく、打つ練習を繰り返すのみ。

人事が店長に新卒採用で大学訪問をさせる時も行く前には必ず会社説明の練習をさせている。
新卒相手に会社説明をする係りは、時々説明の勉強会をしている。
講師をやる時は20時間くらい、講師トレーニングをする。

売り上げを上げるには、利益を上げるには、人を取るには、マスコミに取り上げてもらうには、
どんな自分を作るか、どんな人生を送るか、
何の為にを進めると常に何をするのが最短距離かを考えるようになる。
だからこそ、目的に向かって最短距離、最小の手間、最少の経費。
これを突き詰めた結果が、人柄の悪い朝青龍が出来上がったからって、文句をいうなよとなる。

突き詰めてもいない、煎餅食ってテレビを観て文句言ってる輩、エリカの悪口でも言ってろ!
「白尻エリカと言いながら、赤い尻してんじゃねぃか!」