小が大に挑む 戦いに勝つ兵法

バーベル100キロあげられる人と90キロあげられる人が、重量挙げの勝負を100回すると、100勝0敗。能力差は100:90勝負の差は100:0

100メートル9.98の桐谷と11秒の選手が100回競争すると100勝0敗になる。能力差は9.98:11  勝負の差は100:0

100回勝負して2~3回勝つ横綱と幕内力士の能力差は 如何程であろうか。重量挙げの例からす類推すると、10:9ほどの差はないことになる。おそらく100キロ上げる挙げる人と、90キロ挙げる人が、重量挙げを1000回やっても1000勝0敗になる。

横綱と100回やって2~3回でも勝てるということは、能力差は僅差で10:95.5とか10:9.8になる。
つまり、100回に2~3回でも勝つことができるなら、能力差はほんのわずかだという事。ここに小が大に勝つチャンスがある

あさくまの競争相手は、静岡県では「さわやか」、ステーキ業界で「ブロンコビリー」、立ち食いで「いきなり ステーキ」

さわやか 静岡県下  31店 75億
あさくま 静岡県下7店  11億

ブロンコビリー 108店 200億
あさくま68店 93億

いきなりステーキ180店 330億
あさくま1店  オープンしたばかり。

横綱に挑む十両ってところか。

ランチェスター戦略

自分より大きい会社と、戦ってはいけない。同じ戦力の航空機が10機と3機で戦うと、10:0になる。10:3で戦わなくてはならないときは、奇襲攻撃して敵の1機をこちらの3機でやっつける。ところが、さわやかは、ランチェスター戦略をとって、小さな会社だから全国の大規模な飲食店と戦わないで、静岡県にしぼつて、31店舗しかないのに、売上げ75億という、素晴らしい戦略と実績

200億のブロンコビリーはといえば、これも全国展開しないで、1都6県の狭いエリアで一番店になっている。両社とも、見事な戦略会社というほかない。

さて、

昨日15日「やっぱりあさくま」1号店オープン
評判もまずまずのスタート。

凄腕3社にどう挑むか、そんなに詳しく話すわけにはいかないが、2日にわたって説明しましょう。

いずれにしても、能力差は100:99以下だろう

森下篤史ビジネスアスリートブログ