母体はウェディング パンの販売だけじゃない マジックに英会話、トラベルプランナー エンターテイメントなパン屋さん!の予定

長谷川

時は戦国時代、、、、違う違う。どうも特派員の長谷川です。今回は一風変わったパン屋さんのご紹介です。住宅街の中にあるちょっと変わったパン屋さん(予定)。なんで予定かは後ほど!母体はウェディング業態ということで、珍しいですね。その辺りもオーナーの西尾さんに聞いていきたいと思います!

サラリーマンからウェディングの世界に。昔からやりたかったパン屋さん

サラリーマンを経験した後に渡米して、ウェディング&パン屋を経営されている西尾さん。なかなかない経歴ですね。ウェディングとパン屋ってつながらない気がするのですが、なんでパン屋だったんでしょう?「きっかけはなんとなくです。」と西尾さんはおっしゃいますが、ちゃんと理由はありました。ウェディング業界が厳しくなってきた時のために他業種経営を考えられてたそう。ただ、ウェディング業態は色々な業種の方が集まってイベントを完成させるもの。会場、フラワーアレジメント、パフォーマーなどなど。近い業態に参入しても、狭い業界だから今までの顧客とかぶってしまう。自社で始めたから〜と、業者さんをお断りすることになると業界内に変な噂を流されても困る。と、いうことで、サラリーマン時代からやりたかったパン屋さんに行き着いたと。なんとなくじゃないじゃん。

海外でみかけた日本のパン、一番人気は食パン!

アメリカにいた時に、コリアンタウンで日本のパンがすごい売れているのを見て決心がついたそう。日本のパン?日本の?実は街のパン屋さんで売っているパンって日本オリジナルが大半みたいですね。アンパン、食パン、カレーパン。そしてバイキンマンw 惣菜パンも当たり前の光景になっていますが、挟むにしても焼きそばとかナポリタンを挟むとか発想がすごいですよね!外国の人はビックリするみたいです。とりあえず長谷川は指でも挟んでおきますか。(SE:笑い声)

「どんなパンを置いて欲しいですか?」地域密着パン屋さん

「ウチは小スペースなので、店頭に置けるラインナップが限られてしまいます。なので、リピーターになりそうなお客さんに聞くんですよ。どんなパンが食べたいですか?って。好きなパンが店頭に並んでいればリピーターになってくれますよね。」まさにお客様の声ですね。母体がウェディングなこともあり、接客は非常に慣れているみたい。そして増えていくメニュー。フライドポテト、唐揚げ、焼きそば??「近くに女子大があるので、若い子が多いんです。以外によく売れるんですよw」これは確かに、お客様に聞かないと分かりませんよね。

ウェディングのツテを活かしたエンターテイメントパン屋さん

「うえすとえんど」には奥にイートインスペースがあるのですが、さらに多目的スペースが用意されていて様々な講習が予定されています。マジックの講習会、トラベルプランナー、英会話教室、など。他業種経営の強みですね。現在はコロナのため開催はしていないですが、学生さんも多いことですし皆さん楽しみにされているでしょうね。

オープン時に巻き起こるトラブル、どうなる新店舗!?

「なんだかんだで5ヶ月持ちましたよ。新記録ですよ!」って新記録も何も1店舗目じゃないですかw もう5ヶ月なんですね。オーブンを入れさせていただいてから、「長谷川さん、二次発酵ってなんですかね?」って言いながら生地こねてたころが懐かしく思います。それでもオープン前には色々ありましたね。物件が決まってから半年くらい時間がかかりました。「物件を借りてから、本業のほうがバタバタしまして、そうこうしてるうちにコロナが始まりました。最初は新しいウイルスなんだ程度に思っていたのですが、対策に追われるようになり、そのタイミングで父が亡くなってしまい準備ができなくなり、本当にオープンできるのかなって考えましたね。」色々あった中オープンできて本当によかったです。お手伝いさせていただいた甲斐がありました。

ゆくゆくは名物料理を開発、目指せアメリカンテイストあふれるダイナー

「渡米していた頃シカゴに立ち寄った際せっかくだから名物をと思いシカゴピザを食べたんですね。その時にカルフォルニアピザとシカゴピザの違いを聞いてみたんです。そしたら大差ないよって言われて(笑)昔からあるメニューじゃなく町おこしで作られたんだなって。だったら同じことできるんじゃないかと。パン屋さんでイートインができて、名物料理も食べれる。みんなで集まれて、食事もできて、勉強もできて、いろんな講習会もある、そんな楽しいお店にしていきたいですね。」と語るオーナーの西尾さん。他業種ならではの発想で頑張ってください!お手伝いさせていただきます!

取材協力:ぱんや うえすとえんど

名古屋市守山区弁天が丘303

電話052-737-1732

記者:スマイラー特派員
長谷川宗平(テンポス春日井店)