地域活性化の盲点

·私は地域活性化の取り組みをしていますが、
活性化にのめり込めばのめり込むほど、活性化を成功させるのには、経営者の視点を持って取り組む必要があると、感じます。
活性化とはなんでしょう。
地方の農産物を加工して、売り出してますが、殆ど採算が合うほど売れていません。
売れなくても、みんなして、楽しんでやる事が大事だと言うなら、それはそれで、大いに賛成です。
何も、ビジネス的に、採算が合って、有名にならなくてもいいと思います。
経営者の観点から言わせていただきますと、
商品開発とか、メニュー開発は、毎日やっています、
これは売れるだろ作ってみようの段階は、開発担当者の、独りよがりの思い込みでスタートします。
この段階は、地域活性化に取り組んでいる人達もまったく同じです。
マーケットの判断をしないて、つまり独りよがりで、売れるだろうと、、ワクワクしてスタートします。
ここからが、ビジネス的に取り組んでいる我々と、ビジネス的に成功する必要がない地域活性化の人達との違いが出てきます。
開発するためには、試作して、売ってみて、
意見を聞いて、作り直して、売ってみて、意見を聞いて作り直します。
嫌になる程繰り返しても、翌年も売れるような商品開発出来る確率は低く、何やっても、何を作っても売れないが、それでやり続けるのが、開発の仕事です。
活性化のNPOを作り、金をもらって、取り組んでも、ビジネス的に成功することはないです。
簡単に考えているからです。
ただし、みんなして取り組む事が大事で、ビジネス的に成功することが目的では無いと言うなら、それはそれで、賛成です。
ですが、NPOで助成金の引っ張り方を覚えると、
客を継続して集める算段をしないで、助成金でバンガローを作って、朽ち果ている、
何とかセンターを作って、草ぼうぼう、
国の金をもらって、無駄使いしている例が、非常に多い。
この人達に、もう少しだけ、上手くやることを伝えたいのです。
私の事業が小さくて完成されてもいないのに、助言しようとすると、必ず要らぬお世話だと、言う人がでる。
もっともっと努力して、みんなが、あいつの意見を聞いてみようと思ってもらえるようにします。

私の、生まれた浜松の奥地 水窪は
人口、1万の村が今では1900人になってしまいました。
さびれゆく村 水窪
経営者の観点から、活性化に取り組んでいます。
74歳ですが、100歳まで、やり続けるつもりです。
この活動を通して、日本中の、さびれゆく地域活性化に、役に立つ時が来る事を夢みて、やり続けます。