お前の一言が、従業員を辞めさせる。

ビジネスアスリート 森下篤史

上原!
お前の何気ない一言で、採用したばかりの新人が1ヶ月で辞めてしまった。
お前は、辞めさせようとしてものを言ったわけではない。
お前の後ろ向きの気持ちを正直に伝えただけだ。
分かるか!

「どれくらいやれば、店を持てますか」
「自分次第だよ」
「辞める人は、どんな理由で辞めますか。」
「人それぞれだなぁ」
「店長の目標はなんですか」
「店長になったからって、良いことはないし、目標はないなぁ」

こんな、会話をしたら、新人がやる気になるわけないだろう!

お前の後ろ向きの気持ちが、1日の動きを作っているのだ。
社員にその気持ちが伝わり、人が定着しない。
客にもその気持ちが伝わり、徐々に売り上げが減少する。
それを続けて上原という人間を作っている事になる。

悪口ばかりいうひと、
愚痴の多いひと
不満を言うひと
未来のないその日暮らしの人

その人にだけ、困難が降りかかっているわけではない。
その人にだけ、難しいことが続いているのではない。
自分はいかにも不幸のように思っているが。

整形して目鼻を手術しても、綺麗になったと思えない人がいる。
良くなったところを見ようとしない。
手術して良くなったのに、そこを見ても見えない。
もしお前が、愚痴の多いひとか悪口の多いひとだったら、
整形して綺麗になったと思えない人のグループに属する。

毎日一つづつ、嬉しかった事、楽しかったこと、感謝することを記憶にためていけ。
10日も経つとまるで変わった、前向きの人間に生まれ変わるそ。
お前の運命が良い方に変わるぞ!
毎日たった一つだけで良い。

これを「リンゴの法則」という。
テンポス精神を読み返してみなさい