社員の求める賞与

森下篤史

社員の求める賞与
2000年前後に日本的評価制度の年功序列を否定して、成果主義が導入され始めたが、10年もしないうちに、成果主義の悪い面ばかり取り上げられて、下火になった。
#成果主義テンポスは、#リンゴの法則を始めとし、働くスタンスを激流コースを選択して激烈にやるか5時には家に帰り菊に水をやり、楽しみながら仕事をやるかきめる。新卒は配属先を自分で決める。転勤自由、職場を変われるFA宣言、店長立候補制、果ては社長争奪戦まで、自分の人生は自分が決める、決して人のせいにしてはいけない。
現在の自分の収入、地位、家族関係に至るまで、自分の方針、考え方の結果である
「テンポスは自ら助くる者を助く。」
#ベンチャー企業は成果主義に決まっていると決めつけていた。
テンポスの社員幹部60人、あさくまの店長、マネージャー30人に聞いてみた。
今まで通りテンポスの成果主義がいいか、成果で評価してもいいが上と下の差があまりつかないほうがいいかどちらかを選んでもらったら、80%が、上と下の差があまりつかない方がいいという結果だった。
俺のやり方が否定されたことに、びっくりするやら、ガッカリするやら、世の中が変化したんだと納得させた。
大部分の人は、ベンチャー精神よりも、安心安定を求めていたんだ。
これからのテンポスは、大部分の安定を求めている社員と、ごく僅かなベンチャー社員とで会社をやるんだ。
このベンチャー社員と未来を作ろう。形が出来て来たら、安定社員に引き継ごう。
こう決めた。
ところが、昨日、今日とテンポス ドットコムの20人、プロフィットラボラトリーの30人に同じことを聞いてみた。
続きは明日