インドで生き延びるには

ビジネスアスリート 森下篤史

私の家ではブドウを育てている。

だけど、今年のブドウは、夏の高温と水不足で、ひと粒ひと粒がふにゃふにゃ。
つる下がったまま、ミイラになってきた。
6月頃から、剪定して、房を1/3切り落として整えて、摘果して徒長枝を切って、虫除けをかけて、酸っぱいうちから、ひと粒たべては、甘くなるのを心待ちにしていたが、挙げ句の果てがミイラだった。
探せば中にはプリプリの粒もいくらでもあるので、毎日10粒くらいはたべている。
カビだらけで、表面が黒ずんで汚ったない。
ブドウ好きの孫も近づかない。
この黒ずんでカビだらけのブドウを食べているお陰で、この前13人でインドに行って、水道の水を飲むな、サラダは食べるな。歯を磨くのはミネラルウォーターにしろと、添乗員の指示に従った10/13人 下痢してしまった。
俺のように普段から不衛生の食い物を喰っていると、インドの水だろうが、サラダだうが、なんともなかった。
女房が安静なので、冷蔵庫の在庫整理して、しらすの食い残しなど3袋 期限2年前のものも、大根おろしに放り込んだが、女房はなんともなかった。
豆腐と揚げの1ヶ月経ったので味噌汁を作ったら、「なんだか酸っぱいねぇ」と言った。
卵は危ないので、割って黄身が崩れているやつは、熱をよく通したオムライスにした。