飲食店を閉店した経営者の後悔すること25

ドクターテンポスが、1万軒の閉店先から聞き出したこと

1よその店を見に行かなかった

2客が来たのに嬉しさを「いらっしゃいませ」といえなかった

3従業員のワガママをそのままにしておいたこと

4小さな不正に目をつむっていたこと

5残ったもの鮮度の悪いものをだしたこと

6業者のいいなりに仕入れたこと

7感情的に客、従業員に接したこと

8いつも美味しいものを出すと決めていなかった

9客の意見を聞こうとしなかった

10美味しさの分からん客だと思っていたこと

11厨房 店を綺麗にしなかった

12業者に感謝しなかった

13どんぶり勘定を続けていた

14神社にお参りをしなかった

15女房を使うのは当たり前だと思っていた。

16客の名前を覚えようとしなかった

17約束事、時間を守らなかった。

18そのうち、売り上げが上がるようになると思っていた

20赤字が続いても、やめようとしなくて、返せなくなった

21借金で不義理をして、身近な人、大事な人を失った

22家族子供を大事にしなかった

24目標もなく、真面目に働いていれば何とかなると思っていた

25支払いを遅らせたり、都度値切ったりして、いやな店主だった。

テンポスの理念を変えた。大手の荒波を受ける中小零細飲食店の防波堤  その上でプロデューサーになる。これが創業以来の理念だったが、変えることにした。中小零細飲食店が年間5万店 5万/67万店閉店する原因は、大手の荒波ではない。

競争社会、市場経済の中で「生き抜く」つもりがないって事が一番の原因。つまり、市場が変化する。客の意識が変わる、競争相手が変わる、競争相手が、飲食店だけでなく、他業界にもなる。変化のスピードについてこれなくて、今まで通りやっている。その人たちの生活信条は、「一生懸命」。
昭和50年までは「一生懸命」でよかった。黙々とやっていれば、市場は広がって客が減るという事はなかった。市場経済というのは、「客に喜んでもらえてますか」「客は誰ですか」これを捉える事が、変化に対応することです。

移り気な女と付き合ったようなもんだ。

僕は悪くないと言っても、相手にきらわれてしまって、振られた男は、閉店してしまった店主とおんなじで、移り気な女の望みを、捉えきれなかっだけである。そんな女とは、付き合ってられないと言えないのが、市場経済、競争社会で生き抜く原則なのだ。

見てくれ!
この25項目を、ほとんどが、「客に喜んでもらおう」としないで、独りよがり、変化しようとしないために、消えていった店だから。この人達のために「防波堤になった」ところで波にやられているのではないから、

テンポスの理念
一生懸命やっているだけの人たちが、生き長らえるように「ドクターテンポス」になる。これに変更だ!

森下篤史ビジネスアスリートブログ