ドクターテンポスが、1万軒の閉店先から聞き出したこと
1よその店を見に行かなかった
2客が来たのに嬉しさを「いらっしゃいませ」といえなかった
3従業員のワガママをそのままにしておいたこと
4小さな不正に目をつむっていたこと
5残ったもの鮮度の悪いものをだしたこと
6業者のいいなりに仕入れたこと
7感情的に客、従業員に接したこと
8いつも美味しいものを出すと決めていなかった
9客の意見を聞こうとしなかった
10美味しさの分からん客だと思っていたこと
11厨房 店を綺麗にしなかった
12業者に感謝しなかった
13どんぶり勘定を続けていた
14神社にお参りをしなかった
15女房を使うのは当たり前だと思っていた。
16客の名前を覚えようとしなかった
17約束事、時間を守らなかった。
18そのうち、売り上げが上がるようになると思っていた
20赤字が続いても、やめようとしなくて、返せなくなった
21借金で不義理をして、身近な人、大事な人を失った
22家族子供を大事にしなかった
24目標もなく、真面目に働いていれば何とかなると思っていた
25支払いを遅らせたり、都度値切ったりして、いやな店主だった。
テンポスの理念を変えた。大手の荒波を受ける中小零細飲食店の防波堤 その上でプロデューサーになる。これが創業以来の理念だったが、変えることにした。中小零細飲食店が年間5万店 5万/67万店閉店する原因は、大手の荒波ではない。
競争社会、市場経済の中で「生き抜く」つもりがないって事が一番の原因。つまり、市場が変化する。客の意識が変わる、競争相手が変わる、競争相手が、飲食店だけでなく、他業界にもなる。変化のスピードについてこれなくて、今まで通りやっている。その人たちの生活信条は、「一生懸命」。
昭和50年までは「一生懸命」でよかった。黙々とやっていれば、市場は広がって客が減るという事はなかった。市場経済というのは、「客に喜んでもらえてますか」「客は誰ですか」これを捉える事が、変化に対応することです。
移り気な女と付き合ったようなもんだ。
僕は悪くないと言っても、相手にきらわれてしまって、振られた男は、閉店してしまった店主とおんなじで、移り気な女の望みを、捉えきれなかっだけである。そんな女とは、付き合ってられないと言えないのが、市場経済、競争社会で生き抜く原則なのだ。
見てくれ!
この25項目を、ほとんどが、「客に喜んでもらおう」としないで、独りよがり、変化しようとしないために、消えていった店だから。この人達のために「防波堤になった」ところで波にやられているのではないから、
テンポスの理念
一生懸命やっているだけの人たちが、生き長らえるように「ドクターテンポス」になる。これに変更だ!
森下篤史ビジネスアスリートブログ