癌では、5年生存率といって、5年経って何人生きているかを、段階を1~4にしていて、ステージ1とかステージ2とかいう。
全癌のステージ3は、5年で55%の人が死ぬレベルだそうだ。
肺癌です。このままタバコを吸って、治療もしないと、5年生存率45%ですといわれたら、
まぁ 大概の人は タバコを止めるだろうなぁ
飲食店は新店オープンして、5年生存率45% ステージ3
スナック、などを含めると5年生存率30%
恐ろしい事に、新店オープンしたその日からステージ3の段階だから、医者の治療を受けなければならない。
にもかかわらず、年間10万店飲食店をオープンしている。
そして5年で半分以上が、死を迎える。
テンポスでは人間ドックをもじって、「店舗ドック」を始めた。
健診項目は人間ドックほど沢山はない。
1 顧客満足度
2 経営効率
3 従業員満足
4クリンリネス、
細かい事を言わなければ、この4項目をクリヤーしていれば、10年は生き延びられる。
人間は、暴飲暴食をしない事、不規則な生活、偏った食い物をしなければ、80年は生きられる。
店舗が、生き延びるために大変な事は、真面目な生活をしているだけでは、消えてしまう。
常に、変化に対応しているか。
変化の捉え方が間違っていないか。ここのトコが難しい。
客の望むものが変わってくる。
景気の変化で食べるものが変わる。
競争店のやり方が変わると、客が来なくなる。
道路が拡張したり、バイパスがついたり、
近所にショッピングセンターが出来たり、
テレビでこの食品は健康に良いとか悪いとか、
風評被害にあってみたり。
原因は何であれ、毎年 顧客満足度、効率、従業員満足を追求していれば、取り敢えずは生き延
びられる。
人間は欲望に負ける弱い生き物。
分かっていてもタバコをやめられない。
飲食店オーナーに、店舗ドックを無料でやります。
顧客満足度を調べてみませんかと、テンポスの来店客に声をかけても、せいぜい20%の人しか、
「店舗ドック健診」を受けようとしない。
ステージ3なんですよ。5年で55%の人は死ぬんですよ。
いくら説明しても、人ごとのようにしている。
日本が世界有数の長寿国になるまでに、100年かかって、手を洗え、歯を磨け、健康診断をせよとやってきた。
店舗ドック健診を全員に受けさせるまでには、道は遠い。