この事業所ではまるで成果が出ないのに、あっちの事業所はすごい成果がでた。

給食センターに大型の弁当箱用の洗浄機を売っていた頃。
三鷹の給食センター500食、旦那はサラリーマン、女将さんが人を使って切り盛りしていた。
引き上げてきた弁当箱を洗ってその日の仕事はお終い。
そのあとの時間、営業開拓に従業員に注文取りをやらせた。一食25円のコミッションを付けたが、4~5人の社員はほとんどやろうとしなかった。
当時営業開拓のコミッションは一食8~12円だった。3倍ものコミッションたということを、俺は従業員に教えてやって、他のセンターに比べれば格段のレートだと、煽ってみたが開拓するものはいなかった。
8円貰って開拓に飛び回っている他のセンターの従業員が聞いたら、ビックリするような条件だったのにもかかわらず、4時頃から遊びに行ってしまう。
破格の条件なのに何故やらぬ。

テンポス は定年制がない。育児休暇は、3年でも5年でも休んで其れから復職すれば良い。正社員もパートも同じ扱い。
店長立候補制、転勤は本人のFA宣言による。
まだパートは、自分でパートだからって決めつけて、作業しかやらない人が多すぎる。
パートに2500円/時払えるようにしようと、パート教育を始めた。
そうすれば、パート店長として立候補する人もいるだろう。
全国のパートを教育して、本社でマイスター試験をしたのだが、京都店からは一人も参加しなかった。
単純作業だけでなく、技術、知識を身につけて、イロイロ出来るようになりたいのかと思ってパート教育をやってみた。
京都では、パートの一人が、「東京何かに一日行ってる間に子供のが熱でも出したら会社が面倒見てくれますか、」他の4~5人がそうだそうた。と言って、店長いい負けてしまった。
京都の主婦は向上心がないのか。
いいや違う。
行かないと言ったパートの発言に流されて、他の4~5人がそうだそうだ。といったにすぎない。
で 結局全国でただ一店、パートを参加させられない京都の岸本はリーダーは無理と分かった。

保険屋とかリース会社の営業は、商品の違いは無いのだからもっぱら、人をうるしかない。
それに比べて中古の営業マンなんて、誰がやっても売れるに決まっている。
新品のソフトクリームマシン120万 中古だと35万 保証をつけてあるので必要なとこへいけば即決になるとおもうのだが、出来の悪い営業には売れない。

売らなくて良いから、金を上げますと言って来い。
これならOKの返事は幾らでも貰えるだろう。
店長の半分以上はいずれ独立したいと思っている。
一軒一軒飛び込んで「店長さんですか、いつかは自分の店を持とうと考えてますか。テンポスでは、居抜きの店舗を紹介していますが、更に1000万テンポスが金を出します。というやり方をはじめました。○月○日、中川店で独立支援の説明会を行いますので、おいで下さい。」
このトークで説明会を行った。
参加者
東京営業所 8名
名古屋 3名
大阪 89名

何だこの差は、オオカミ研修の狙いはここにあり。
東京営業所と名古屋のリーダーは羊、京都の岸本も羊 大阪の麻生は狼になりかかっている。
金をあげますから店をやってみませんか、というセミナーに3人しか集められない「羊」。

日産のゴーン然り、JALの稲盛然り、柳井、孫、みんな狼
規模がでかくなって、全員参加の取り違えをして、リーダーがひつじになってはいませんか。