小1 二人と、4才の三人を連れて、向かいの山の砦。2時間3分のコース。
4才は、30分過ぎから、疲れた～、抱っこ～、甘ったれた寝言を言って、2~30メートル遅れ始めた。
食べ物にはならないような、ちびた桃がなっている。
もぎ取って、パクリとやったら、「ゴリっていったよ。りんごじゃないの～」
硬い桃を食って育った俺は、白桃を食べた時は、熟しすぎて腐りかかっていると思ったもんだが、
今の子は、桃がガリっというのが、驚きと見える。
一口食って、4才に喰わせた。
小1の姉が「ね～ね～、じいじ～、裕太が、タネを取ってって言ってるよー」
「餓鬼じゃあるまい、タネくらい自分で取らんかい！」
「じーじー、餓鬼って？」
「餓鬼ってのは、お前らのような子供の事を言うんだよ」
「餓鬼じゃないって、言ったでしょ」
「うるさい！タネくらい自分で取れってこと」