13年連続右肩下がりの「あさくま」が、成績優良会社に変身
日経MJによると、外食上位250社の発表があった。
あさくま 決算概要
売上 37億 235位
経常利益 7.6% 25位(推定)
伸び率 14% 20位(推定)
規模は未だ弱小企業、第一段階3年で100億の売上にする。
300億
500億に10年計画
再生の取り組み
1 社員に課題を与えた。 自分で考えて取り組む。アメーバ経営をさせようとしたが、失敗
2 アメーバから、ロボットへ。 自分で考えることができない人に、考えさせたのが間違い。
指示された事をやらせた。やらない店長を吊るし上げた。やらない店長の給料も地位も下げ
た。徹底項目を、やらせる事を仕事、自分で考えて意見をいうな。意見はいらない。
3 もう一度アメーバ経営へ
既存店前年比110%を二年も続けると、指示された事をやるだけでは(ロボット)では、難しい
指示された事をふくらめて、目標を達成するために、細かな指示がなくても出来る店長を
作らなければ、100位にはなれない。
4 店長も人の使い方を変える。命令してやらせるから、巻き込んで、ベクトルを合わせる
あさくまが好き、ここで働くのがすきから、もっとできるようになって嬉しい。に変える。
1番、2番のロボット化は怒鳴って机を叩いて、評価を変えているうちに、できるようになってきた。
難しいのは、目標を与えたら、具体策は、自分で考えさせるのが、指示受けを続けると出来なくなってしまう。
言われた通りやれ!と言いながらある時期になると、自分で考えろ!の切り替えが至難の技。
「ショウシャンクの空に」
40年50年刑務所にいた受刑者が、釈放された。働き場所は行政の指定されたスーパーで、客の買った商品を袋に詰める仕事、安心して生活できるようにしてある。
にもかかわらず、見えない不安に襲われて、何日か経つうちに、不安がこうじて、首を吊って死んでしまった。
自分の足で歩く、如何にむづかしいか。生活はできるように働き場所も手配してある。
懲役で考えることなく飯が食える事を50年も続けていると、普通の生活をしている人からみれば、
何が心配なんだ。と言う程度で、首を吊ってしまう。
この映画は、50年の懲役の人は、働き場所があって、その収入で生活出来るのにも関わらず、死んでしまう程耐えられないと言う事を言いたいのではない。
人間といえども、飼いならされると、抜け出すのは恐怖。その恐怖は命を捨ててしまう程である。
考える事もなく生きていくと、考えなければ出来ない仕事につくと、恐怖に襲われる。
毎日秋田犬と散歩に出掛ける。
暑くなってくると、座りこんで歩こうとしない。イヤだと明確な意思を見せる。
気の合わない犬がくると吠えまくる。襲いかかろうとする。意識がある事ははっきりしている。
家に戻って犬が「暑いし明日は日陰の多いコースにしましょうよ」とは決して言わない。
意思はあっても、明日はない。今を一生懸命生きている。
人間でも毎日一生懸命と言うだけでは「犬」である。
人には未来がある。明日がある。「明日の為にどうしますか」明日の為に今日をどのように生きますか。
これが人間の証だ。
ショウシャンクの囚人が、死んだのは。犬でないと生きられません、人間になるのは無理です。
明日の為に今日をどのように過ごしますか!
これは死ぬ程難しいと言ってしんでしまうくらい「犬」には大変なことである。
考えずにいきてる人に、考えさせるのは至難の技。