自分でやるか、やらせるか

やらせるということ

ある規模になると、自分1人では、出来なくなってくる。

零細から、中小企業になりかかる時だ。

10人使っていても、定型業務を請け負ってやっている場合は、自分1人で、切り盛りしていると感ずるだろう。

10人で販売会社をやっていても、ルートセールスだと、社長1人でやっていると思えるが、

開拓営業だと、「やらせる」「やらせられるか」が社長の仕事になってくる。

今日のテーマ「やらせる」はある段階になると、人数や、職種によって、やらせることが、大事な仕事になる。

会社が大きくならない理由

1 大きくしようとしていない。

自分を偽って、大きくする気も無いくせに、詰まり並大抵の努力ではおおきくはならない。そんなことは知っているのに、並大抵の努力を続けている。

降って湧いた様なチャンスが有れば、大きくはなるが、並大抵の努力をして、一生そのままで終わる。

2 大きくしようと、並大抵以上の努力をするが、「やらせる」という課題を乗り越えないで、

自分の、労働時間を多くして、何時迄も1人でやった方が速いし、安心 から抜け出せない。

規模も小さいのに、社長は、セミナーに行ったり、経営の本を読んで、自分だけが賢くなり、社員は、いつ迄も、馬鹿のまんま。

中には、100万以上も出して、セミナー中毒になってる社長もいる。

イノベーションだ、マーケティングだと、ドンドン賢くはなる。しかしそんなことをしていても、売り上げも、利益も増えはしない。

セミナーに行く暇があれば、客の開拓でもしている方が、売り上げにはなる。

理念だの、目標が明確であるかなどと言う言葉が、経営の勉強をすると、真っ先に出てくるが

そんな事はどっちでも良いから、お前が売りに行って来い。

又、馬鹿がいて、会社が大きくなる事がそんなに大事か。と言い出すやつがいたら。

エネルギーがなく、若くして、精神のリタイヤした、挑戦する気も無い輩である。

ナンバーワンより、オンリーワンなんて、どこでそんな事を覚えて来たんだ。

逃げだよ、そんな事をいうやつは。

二番じゃダメなんですか?なんていうやつは、0,1秒に向かって挑戦しているひとの、側に行ってはいけない。

オンリーワンだって良いんだよ。ただし、ナンバーワンを目指す人に、向かっていうことでは無い。

ナンバーワンを目指す人は、格が違う、ナンバーワンを目指す人が来たら、オンリーワンを目指す人は、道をあける。目を合わせてもいけない。増してやしたしげに、話しかけるなんて以ての外。

会社を、デカくする事が偉いとか、価値があるかという議論ではなく。

何故でかくならないかの、考察をしているだけである。

全く回り道をさせりゃあがってよ~。向上心を持ってるポーズだけとってる、しかも賢くなった経営者。反論と批判だけは上手くなって、始末に困る。

経営者に必要とされること

目標を明確に

理念を作る

期日方針

顧客満足と顧客の創造

現状分析と、問題解決、

マネジメント

リーダーシップ

動機付け

評価

何が大事か判らなくなる。

グルコサミン セサミン こうじゅん コラーゲン

健康管理に何が大事か判らなくなる。

経営に大事なこと

規模が小さければ、寝ないで売りに行け!コレだけ。

ソコソコの規模になったら、「やらせる」これに尽きる。

動機付けよし、恐怖政治よし、褒める、調子に乗せるよし、トレーニングよし、

自分の勉強、トレーニングは、「やらせ方」にしぼれ!

はなしあいで、とか、理解させてとか、言ってばかりいると、人を使える様にはならぬ。

評価が適正は、大事だが。 適正でないとやるきがなくなるが、やる気が出るわけでは無い。そこんとこ宜しく。

給料 沢山出すと、もらった時嬉しいだけで、次沢山もらえるように頑張る人は少ない。

大部分の人は、「昨日と同じ」ここから外れたくない。真面目に生きているが、流されている。

つまり、人を使う立場になったら、「やらせる」ためには、くせになる迄は、自分が引っ張る。

癖になってしまえば、その時点では、彼らにとって昨日と同じ事をしてるにすぎない。

終いには、あまりにもついてこないので、疲れ果て、嫌になって、こいつ等はどうしようもない、とでも言わないとやり切れなくなる。

中途半端で、やらせられる組織にしあげないで、くせになる迄やらせられなくて、どうしようも無いこいつ等の悪口を言って、過ごす事になる。

挨拶から、トイレ掃除から、ビラ配り、会社説明、ありとあらゆる事を、自分の考えているレベルになる迄、昨日と同じ事をすれば良いんただと、感じさせる迄、自分が引っ張る。

エネルギーがないと出来ない事である。

天は見放しはしない。そこ迄やると、必ず早めについて来る人がいる。

神に感謝せよ。お前のために送り込んでくれた人だ。

両手で、そのひとの手を握って、「有難うよ。俺はコッチをやるから、お前はこれをやってくれ」

役割分担、組織化の、第一日目がスタート。

自分は手分けして別の事をやる、そのことを、ヘトヘトになる迄やっていると、又違う誰かがついて来る。

これで、自分以外に二人の仲間が出来た事になる。そうなれば、30人位はやれる規模だ。

この繰り返しをするだけで、テンポスの規模になっても、やる事は同じ、やらせる相手が、グレードが高くなるだけ。

その分自分のグレードをあげて置かないと、グレードの高い人は使えない。

蟹は自分の甲羅に合った穴を掘るとは、こういうことをいう。

自由にやってもらっているなどと、いってるひとは、運が良いだけ、たまたまうまくいってるだけ、

そういう点で、楽になる事はない。一生アスリート、道を求め続ける。

「大変」「辛い」が好きな人でないと、無理!

人の評価が気になる人は、道を求めているとは言えない。