目標管理
ドラッカーの教える目標管理の項目には、以下8つある。
1 イノベーション
2 マーケティング
この2つは、経営者が直接、目標設定しなくてはいけない。
顧客の創造に関わることであるからだ。
3 人材
4 商品
5 金
6 効率
7 貢献
8 予算
以上八項目についての、目表設定をする。
利益増大策を企画せよ。という課題があるとする。
売り上げアップ
客数アップ 新規客数アップ リピート客数アップ
客単価アップ 高いものを買ってもらう もう一品買ってもらう
経費削減
人件費削減 家賃削減
原価低減
仕入れ交渉 仕入れルート開拓、 代替商品 新メニュー開発
今迄 こんな風に分解して、政策を立てていた。
ドラッカーは、顧客の創造を訴え続けてきた。現状の問題解決では、できないことであるからこそ、1 イノベーションと 2 マーケティングについては、社長の、専管事項とした。
つまり、無から、有を生み出すことは、創造性の問題で、理論では創り上げられない。
売り上げアップの、客数アップと、客単価アップは、顧客満足を追求して初めて、到達できる。
テンポスの間違い
顧客満足の問題は、今迄と比べてどの位良くするかに、重点を置いていた。
あさくま1社、でレストランをやっている場合は、今迄と比べて改善していけば良いという、視点があれば良いが、
競争社会の現状、今迄と比べてもっと良くする、と言う取り組みをしていると、
客の視点から言うと、あさくま よくなったネェ、ビックリドンキーには負けているけど。
つまり、客は、あさくま だけをみているのでは無く、常に、他社と比較しながら、選んでてくれている。
つまり、今迄と比べての視点を、他者と比べての視点に移さないと、自己満足の改良になり、いつしか客離れを起こしている、然もこんなに努力していて、やりようもなく、途方に暮れてしまう。
解決は、その改善は、他者と比べて、優れた改善かの視点をで、取り組むことである。
テンポスは、市場が、一強百弱で、自己満足の改善をつづけてきたのにもかかわらず、運良くしのいで来た。る
あさくまは、競争の激しい外食産業であるために、創業以来イケイケどんどんで、社内だけで改善を図って来た。その結果が、179億の売り上げが、29億にまで、下がってしまった。
二番手、三番手は、常にあさくまより、ボリュームをふやし、美味しくし、価格もお値打ちに、して来た。
その間、あさくまは、競争相手の商品、サービスの研究を怠って来た。
つまり、我々は、「何をするか からどの程度やるか、その程度とは、他社より少しでも上回っているか」にしなくてはならぬ。
店長で、競争相手のやり方を研究している人がいたら、即その人は、本部要因に抜擢を図るべき
大局的視点があるからで、店長にして置いては、もったいない。
日々の精進は、他社と比べてという、レベルを忘れてはいけない。