生存競争

人事研修をした。

ある会社の人事部長「私は、誰も辞めない会社を作ることです。」

「貴方の会社は、どのレベルを目指していますか?」

6人制バレーのオリンピック選手に、誰も落ちこぼれのないよう頑張りましょうといっても、

6人だけをトレーニングして、オリンピックに出場するは難しい。

おちこぼれをどんどん作れる。つまり交代要員のいるチームでトレーニングしないと、

金メダルどころか、出場さえできない。

オリンピックを目指さなければ、できるかもしれない。

我々のいる世界は否が応でも、競争社会である。

一生懸命やって、100個/時で1000円/時 一個10円だ。130個/時出きるようになった。

給料はいくらにするのが、妥当ですか。他社は、中国から、一個6円で仕入れてきた。

払える給料は、130x6=780円

30個沢山できるようになって、220円給料がさがる。

競争相手に勝つ。

人間が生まれる時、2~3億の精子の競争を経ている。

生き残る、落ちこぼれる、は裏表、どちらか一つと言うわけにはいかない。

生き残る会社と言うなら、落ちこぼれる会社がある。競争社会という、前提なら、そうなる。

全部生き残る実験をした。共産社会だ。失敗した。

生まれながらにして、絶滅危惧種。

朝遅い。小食。 歩くの遅い。声が小さい。ぎりぎりに出社する。エスカレーターで手すりに捕まって、

立ち止まっている。いじける。飯を食うのが遅い。

研修時、後ろに座る。食べすぎ。夜更かし。怠け者。

もし、貴方が絶滅危惧種であったなら、人類のために、今夜にでも誰もいない所へ行って、

ひっそり、毒を飲むことが、一番!