融通の効かない人の為に。真面目なだけではな〜

何故融通が効かないか
今のテンポスに於いて 融通の効かない人は、目の出し用が無い。
テンポスは、山で道に迷った。そんな状態である。やった事の無い事をやり続ける。
何時までにできるかを問われても、やったことがない!
30年も前、10人程でハワイに行った。フィッシャーマンズレストランに行こうと言うと、
そこは美味いのかと聞いてきた。ガイドに書いて有るだけで、美味いも不味いも分かるもんか。
結局 2チームに別れた。3人は、デニーズで食べた。ココなら安心だろうよ。
企業に於いては、コンなのが幹部にいると、ベンチャー企業にはなれない。
リスクを避けるベンチャーはあり得ない。安全を選び始めたら、ジジイの始まり。
リスクと、明確な目標がないと言うのは、同義語。
明確な、目標が無いと、人は動き用が無いと、杓子定規に、言うのも、融通が効かない人。
此れを言う人は、融通が効かない人だと、わかっていないから、始末に悪い。
経営の立て方、目標管理の進め方、だと思っているから、大上段に構えてくる。
「明確な目標」 其れが大事な事は、当たり前だ。
何でもそこから始まると、固まった、考えになってしまう事が、融通が効かない人という。
売り上げが、ここ10年あまり伸びていない。安定経営の会社では、融通が聞くか如何かより、
誠実、責任感、今まで通りキチンとが、評価のポイントになる
安定経営の会社は、たまに、やる気を出して、新しい事に取り組むと、オーナーが、トライと失敗に慣れていないため、わずかな情報で、その気になって、経営の柱を揺るがす位の投資をして、大怪我をしてしまう。
むしろ、10年売り上げが伸びていない会社は、貸ビル、やマンションに投資をして、安定性を高める方向に、経営戦略をもっていかないと、
新しい事業を創めるなら、経営者は、自分の力のほとんどを、そこに持って行く、新規事業が立ち上がる間では、自分は寝る間も無い。自分が立ち上げるつもりが無いと、従業員にやらせようなどと考えていると、確実に失敗をする。
売り上げが伸びていない会社は、安定が、第一であるから、今いる社員は、ほとんど、明日に向かってのトライはしないし、余分な事をして、自分の仕事が増えるような事はしない。
「昨日と同じように」が行動指針であるから、目標に向かって、工夫を続けることが、大の苦手な人の集団となる。
この集団での価値ある人材は、真面目、ひたむき、コツコツとやってくれる人。
工夫をし無くても、テンポスのようには低い評価にはならない。
このような人を頼りに、新規事業を始める事はあり得ない。
不動産投資とか、太陽発電に投資をして、安定収入を、得るようにすべきで有る。
ベンチャー企業に於いて、上記の社員は、評価ポイントは、低いものになる代わりに、
トライ、工夫、今までとどう違うが、評価ポイントになる。
どんな会社の社員でも、「工夫、トライ」はしていると、本人は言うが、
我々の必要としている「工夫、トライ」は、思いついた時に工夫するような、趣味では無く、
目標達成の為に、続ける「工夫、トライ」である。
テンポスにも、多数の真面目、ひたむきだけで、工夫を、殆どしない社員がいる。
ひたむきなだけの人を、工夫する社員に育てるのが、現在の大きな課題である。
此れがむづかしい!
我々人類は、過去何100万年もの間、昨日と同じ様にやって来たグループが、生き残って来た。
地殻の変動や、気候の変動は、50年 100年単位で発生する事では無く、生活している人たちにとって、気候変動などは、一生の間に、変化を感じられるような早さではなかった。
毎年の季節の変化に合わせて、増水する地域。毎年同じ季節の出来事。
冬に合わせて、食料の準備も、去年一昨年の経験から、抜かりの無いように、今まで通り、きちんとやってきたグループが、生き残って来た。
旱魃でさえも、せいぜい30年~50年単位の、変動である。
山菜採りも、早過ぎては駄目、遅過ぎれば、硬くなってしまって、食えない。
去年と同じような時期に、採りに行く。
こうやって、何100万年もの間、我々は、キチンと去年と同じようにという、DNAが醸成されてきた。
ところが、産業革命以後、市場競争にさらされる事になってきた。
自分の身体の中の野生の動物の、生存競争で、食うか喰われるかの時代から、市場競争に、身をおく事になった自分の、身の処し方の、整理のついてない大部分の人たちが、未だに、「昨日と同じようにキチント」を大事にして生きている「ズレ」が、社員教育のテーマであるわけで、
真面目、ひたむきの人を、工夫改善の人に仕上げるのは、至難の技である。

無駄な抵抗!
真面目、ひたむき、キチンと、だけの人は、工夫改善をしない。
DNAにより、野生動物の脳になっているので、変化させるのは、恐怖である。
指示された事に対する反応は、「作業」。
工夫改善は、脳の前頭葉を使う。
「作業」は、運動脳を使う。
指示に、従って、「作業」をさせてはいけない。
指示→作業を
指示→何のために→行動
何の為にを→ゴールという考え方のくせをつけさせる。
ゴールとは
「明日大阪出張の、切符を買って来い」というと、指示→作業の、動物は、何時発、往復、指定か、自由席か、キチンとやり遂げる事にアタマが行く。
ゴールをわかっている、人間は、「どうやって渡すか」を考える。
人事部長に質問して見てくれ。「新卒の、合同説明会のゴールは何か」
良い人を取るとか、会社説明をキチンとできるとか、イロイロ言うが、ゴールは一つ。
「新宿の、合同説明会から、何名を、自社の説明会に連れてこられるか」此れに尽きる。
立て看を、毎日店頭に出しているパートに聞いてみると良い。
「立て看板を出す仕事の、ゴールは?」
「沢山の人に、来てもらうためです。」「何をやっている店か、知ってもらうためです」とかいう。
「看板出しのゴール」は いかに大勢の人に見てもらうかであって、この、ゴールが分かっていれば、自分の仕事は、見やすい所に置く。看板を綺麗にして置く。風で倒れたら、すっ飛んで行き、立て掛ける。
指示を出す時に、「ゴールは?」と言うくせをつけること。
朝礼をやってる店長に「ゴールは?」
セミナーの講師に「ゴールは?」セミナーの、主催者に「ゴールは?」10分間ミーティングのリーダーに「ゴールは?」
結婚式の、親にお礼の言葉をいう時に「ゴールは?」と問えば、「泣かせる事」と答えられるようになると、ゴールの考え方も、合格である。