小保方さんの釈明と袴田事件の類似性について

袴田事件の警察の証拠でっち上げによる冤罪事件が、静岡地裁で差し戻しとなり即日釈放された。
48年間もの間死刑囚として拘置され、死刑執行される恐怖を毎日繰り返させられた拷問。
このような冤罪が何故起こるか。

裁判所〈ねつ造されたと考えるのが最も合理的であり、現実的には他に考えようがない。そして、このような証拠をねつ造する必要と能力を有するのは、おそらく捜査機関(警察)をおいて外にないと思われる。〉

〈国家機関が無実の個人を陥れ、45年以上にわたり身体を拘束し続けたことになり、刑事司法の理念からは到底耐え難いことといわなければならない〉
〈拘置をこれ以上継続することは、耐え難いほど正義に反する状況にあると言わざるを得ない。一刻も早く袴田の身柄を解放すべきである〉

この発表は弁護士ではなく、静岡地裁の裁判長の判決文である。

裁判長をして、ここ迄義憤にからせた、冤罪がなぜ起こったか。
担当の警察と検事が、極悪非道の人非人とするなら、この問題は掘り下げられない。
検察も検事も、正義感に燃えた、普通の人であるとかんがえれば、今後同じ問題を起こす事が少なくなる。
特殊な人が起こしたと決めつければ、特定の事件になってしまい、今後に役に立たない。

では何故正義感に燃えている普通の警察と検事は、冤罪事件を繰り返すのだろう。

小保方事件と対比させ、事実と判断の視点から考えてみる。
論点を小保方さんが「嘘を言ってるかどうか」に絞る。

FBでもツイッターでもかなりの人達が、小保方さんを救えと訴えている。
彼女の涙は本物だ。 偽物と本物の涙の見分け方を知っているのか。
自分の費用で記者会見などする訳がない。 人を殺して置いて、自ら警察に通報し立会いする犯人は何人もいた。
すぐにバレるような事を、博士がする訳がない。
マスコミは意図的に小保方一人の問題にしている。
マスコミは、事件と関係ない男問題を取り上げて、彼女の人間性を貶めようとしている。
理研は逃げている。小保方を守る立場である。
STAP細胞が証明されれば手のひらを返したように、小保方さんを持ち上げるのは見えている。

現在考えられる合理的結論
写真を同じものを使ったなら、ミスの言い訳は通らない。科学であるから。出来の悪い社員の言い訳レベル、よってミスではなく、捏造である。
科学とは再現性が重要な判断基準である。
200回も成功したのに、他人は誰一人成功出来ない。
他人と一緒に成功した事もあると言うばかりで、その人の名を明かせない。
自分でやって見せようともしない。
200回も成功しているなら、ノートは10冊以上になる。

科学的、合理性を持って判断するなら、かなりの確率で小保方は、嘘を言ってる。捏造の資料であると言える。
理研は身内びいきと言われないような、冷静合理的判断を下した。
小保方は、捏造したと。
先日開かれたカリフォルニアの幹細胞国際学会においては、STAP細胞の話題は一切なかった。
価値のない事だとの位置づけであった。
にもかかわらず、市民の多くは、マスコミは意図的に小保方を貶めている。
国民は小保方を守ろう。
と訴えている。

猪瀬直樹、佐和河内守、などは、頭っから嘘をついているに違いない。
小保方は、嘘をつくはずがない。
合理的判断をする前に、話し方や仕草で決めつけてしまう。
これが大問題である。

恐らく袴田事件の犯人とされた袴田さんは、生活態度も良くなかった。酒飲みで喧嘩もした。
会社の上司に食ってかかっていた。
証拠調べをした警察は、善良で正義感はあるが、小保方は、嘘をつくはずがないと決めつけてしまった人達と同じ少しの情報で決めつけてしまう。
猪瀬直樹は、本当の事を言ってないときめつけてしまう。善良な市民と同じ人達で、決して袴田事件の警察官は、極悪人ではない。
生活態度の良くない袴田に違いないと決めつけた結果、一人の人生を無駄にさせてしまった。
決め付けで48年間も刑務所に入れられてたまるか!
48年間もの間、思い込みで決めつけられて、刑務所にとらわれてしまう。

マスコミは、流れを見て決めつけた情報を流す。決して正しい情報を流すわけではない。
袴田事件の報道「袴田、不敵な薄笑い」と記事にしている。正に決めつけている。
これを読んだ人は、不敵な薄笑いをするような奴だと、すりこまされる。
正しく判断する人は「袴田、不敵な薄笑い」と記事なっていると、この記事を書いてる新聞は、
袴田を、悪い奴だと刷り込ませたいのだなと判断する。
不敵かどうかは、その記者が書いているだけである。
薄笑いをしたのか、顔が痒くて唇をちょこっとあげただけかもしれない。

情報が少ない時点で、結論を出さない事。
今は判断出来ないといってればよい。
新聞は、決めつけて情報を流すと理解しておく事。