こんな美味いものは食ったことがない!

上村の 森下では、すき焼きは、豚コマをうどんのおつゆをもっと甘くして、
野菜と煮込んで、お椀で食べた。
肉はほんの少ししか入ってなかったが、すき焼きの日は、4人兄弟でワーワー言って食べた
それがすき焼きだと思っていた。
社会人になって本当のすき焼きを食べた時は、死ぬまでにもう一回は食べようと心に誓った。
ステーキなどという肉の塊は、28才の時に初めて食べた。
豚カツでさえ、大人になったても年に2~3回。
何しろ百姓屋だから、ご飯はその日の分を大きな釜で炊く。
夏はいくら涼しいところにおいても夕方になると、ご飯がすっぱくなる。どうかすると、透明の糸を引くようになる。
夕ご飯はすっぱくなっていると、みんなして熱湯をかけて食べていた。
子供でも慣れてしまって、腹痛や下痢するようなものはいなかった。