開業時の資金計画 リース、クレジット3割使用のススメ

開業資金すべてを自己資金で賄える方はごく少数です。たまに、親族からの支援を得て資金を揃える方もいらっしゃいますが、大半の方は何かしらの融資で借り入れをなさいます。

飲食店舗を改装する資金に充てる、賃貸借の敷金や手数料に充てるなど、その用途、配分は人それぞれです。

開業時の資金計画で、はじめに知っていただきたいのが「融資枠」です。

公庫にせよ保証協会にせよ民間の金融機関にせよ、無尽蔵にお金を貸してくれるわけではありません。与信といってその人が借りられる額の上限を予め定めているのです。

例えば、銀行系のクレジットカードが作れる人で、現在はもちろん、過去にも借入が一切なければどの金融機関も300万円までなら貸してくれます。但し、月々の返済は金利が高いので結果返済額が膨らんでしまいます。ちなみに国民生活金融公庫の場合、今だと2%を切っているので、仮に500万円借りても、年間の金利はたった10万円ですので、経営を圧迫することなどあり得ません。

では、お店を始める時にこの融資枠一杯にお金を借りてしまうとどうなるのでしょうか?実は開業前後は当初の予定通りにいかないことがたくさんあるのです。

  • 内装費が予定以上にかかってしまった
  • 急遽図面を変更せざるを得なくなった
  • 開店前に店長が辞めてしまった
  • スタッフが集まらず、求人広告で採用にお金がかかってしまった
  • 開店後、スイッチを入れても厨房のダクトが動かなくなった
  • 排水が流れない。どうやらグリストラップ以降の配水管が詰まっているようだ

このような場合、あなたの融資枠が既に使い切っていれば、金融機関はどこも借り入れに応じてくれません。

最初から上手くいかないと思ってお店をスタートする方はさすがにいませんが、生命保険をかけない人がいないのと同じで、飲食店経営にも融資枠という保険を残しておくべきなのです。

そこでリースの登場です。自己資金と借入金で開業資金すべてを賄い、融資枠を使い切ってしまうのではなく、借入金のなかで設備や内装費をリースに振り分けるのです。リースは単純な借り入れと違い、汎用性のある動産を長期で借りることを前提しているため、金融機関が考える融資枠とは別枠なのです

ほかにも例えば、

  • 公的資金が減額になって、不足分を相談したい
  • 良い物件があって出店したいけど、予算が足りない
  • 設備を入れ替えたいが、予算が足りない
  • 内装・設備は決まった業者がいるのに、資金調達がまだ決まらない
  • 保証金、設備、内装もすべてリースで支払いたい

このようなでも、テンポスフィナンシャルトラストでは、リース・信販・銀行など10数社の提携金融機関をご用意し、お客様の独立開業・新規出店をバックアップします。

飲食店の総合プロデュース 株式会社テンポスバスターズのグループ会社

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リース・クレジット担当 伊藤富雄・渡辺勇吾