会社を続ける意欲

テンポスの創業社長、森下篤史の日々、経営で感じることを記事にしていく、第2弾です。

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年齢よりも、15~20年で社長の賞味期限がきれてしまう人が多い。創業者であれ、跡継ぎの二代目であれ、20年くらいが社長の賞味期限で、惰性の日々を送り始めてくると、そばで見ているものにとっては、意欲減退がはっきりとわかってしまう。維持するだけでリスクを避け、前向きな手を打たない。ポーズとして前向きな手を打ってはみるが、気合いの抜けたような手を打っているのだから、中々成果に結びつく事はない。

前向きなポーズをとる人は、自分を誤魔化かしているということだ。こういう人は始末が悪い。自分でも前向きだなんて思っている。ルーチンワークに明け暮れて、ゆっくり会社が下降しても、やる気もでなければ、踏ん切りも付けられなく、体に良くない事はよく知っていながら、酒を減らせない、タバコを辞められない人に似ている。

毎日仕事をしていても、我々の仕事は気合いが入ってないと、成果に結びつかない。店頭のお客様に向かって「いらっしゃいませ」と言えば、気合いが入っているかどうかすぐ分かる。そんな仕事なんだ、我々の仕事とは。店長として従業員に、朝礼で目標を伝え、皆で頑張ろうと言っても気合が入ってないと人は動かない。仕事をする以上、どうせなら、苦労を共にして来た仲間には、給料も地位も上がって良かったな~と、喜び合いたいものだ。

ちょうど20年も社長をやって気合いの入らなくなった会社と同じ事が、10~13年の仲間にやらせている店に起こっている。やり易い事しかやらない。楽チンに生きている。人生を捨てて、老人ホームにいるような動きだ。

部下に指示された徹底項目をやり通せるか、今までのように中途半端でも良しとするか。やり通せる人だけをリーダーにするとなれば、長い間一緒にやって来たエリアマネージャーも、店長も、能力があって手抜きをしてもソコソコの実績を残して来たリーダーは全て、入れ替えてしまわなければならい。